どうも枝乃チマです。
遂にこの時が来てしまいました。サキリビ完結でございます。すなわち私のカクヨム引退を意味します。
一番最初に描いたのはだがないでしたね。
友達がラブコメ描き始め、自分もインスパイアされてノリで書き始めました。思いの外評価されてびっくりしましたが、アレは今思えば“初投稿補正”だったのかもしれません。
次に描いたのは兄ばかでした。
転生モノが嫌いだった私は「敢えて嫌いなジャンルに挑戦しよう」という思いと「こういうタイプの転生モノなら良い」をコンセプトに執筆を始めました。個人的に今までで一番の神作品だと思ってます。偉い人に見られたら書籍化すっ飛ばしてアニメ化間違いないレベル。
最後にサキリビ。
また敢えてラブコメを書くという暴挙。
咲希先輩の設定だけめっちゃ考え込んだ状態でサキ編書くというよくわからない事態に。やたら壮大で要らない設定が出るなどという私の作品の悪い所が浮き彫りになった作品でもあります。
——まぁ結局、この作品達が陽の光を浴びる事はなかった訳ですが。
でも良いんです。私はもう社会人、限られた短い時間で趣味と併用で小説の設定を考え文字に起こすのは無理です。出来ても2週間に1話の更新頻度になってしまいます。
そしてようやく私は何が駄目なのか気付いた訳です。
私の作品には“新しさ”が無い。これに限る。
でも私には誰も思いつかないような新しいものを生み出す頭脳はありません。玩具が好きで改造は出来てもゼロからのオリジナルを作れないのと同じように、既にあるものを自分の好きなように弄ることしか出来ません。
なので、私の小説家人生はこれで終了です。
皆さんは私の古い小説なんて見ずに、新しいものを追求し、それを楽しんでくださいね。
——ああ、そもそも読まれてないんだっけか。
まぁともかく、もう私がカクヨムに戻ってくる事は未来永劫無いでしょう。
それでは皆さんさようなら。お元気で。