どーも枝乃ママです。
本日より兄ばかの最新話『第79話 画竜点睛のネクサス(前編)』を更新致しました。
今回は脅威の約13000字という大ボリュームとなっています。
前回の近況ノートでお話ししたように、79話と80話は劇場版のような作風にしており、文字数は多いのですがテンポよく話が進んで謎が明らかになっていくように意識していますので、かなり読みやすいと思います。
元々『宵闇のグリムリーパー』ってサブタイトルでしたが、最終的に『画竜点睛のネクサス』になりました。どっちもダサいですね。
そもそも何故最後をこのような形にしたかというと、今までシンは色んな者と戦ってきました。悪魔(後に実親だと明かされる)、脳筋異世界転生者、自身に惚れたメイド、養ってくれた義母、教団の長、諸悪の根源である悪魔…と数知れず。
最初はこの『画竜点睛のネクサス』は最弱の神(名前未定)と最強の人(シン)が巡り合い、一人前の神になるという話にするつもりでしたが、同時期に原神でやってたのでボツになりました。今にして思えば結果的に没にして良かったと思ってます。最強とはいえたかが人間(悪魔との混血)であるシンがどうやって神を倒すん?となりますしおすし。たけし。
なので、敢えてシン達と同じ境遇の人生を歩んできた兄妹をラストに敵対させる事になりました。今まで自分より辛い人生を歩んだ者と戦ってこなかったシンが同じ境遇の兄妹と戦う事になったらどうなるんだろう、と思い立ってから『画竜点睛のネクサス』のストーリーを構想していきました。
裏話ですが、実はメリモアは元々“メモリア”という名前でした。ですがONE PIECE ODYSSEYで全く同じ単語が出てきたので急遽変更しました。
そしてクリムとメリモアという名前…これは実はシン達と似たような意味を持っているのです。
シン=罪だというのはご存知かと思いますが、実は“クリム”という単語も罪という意味なのです。
そしてフェリノートとメリモア(メモリア)。当初はフェリノートはシンの本当の妹ではないという設定で、偽物という意味のフェイクと、兄と過ごす日々を記録するノートでフェリノートでした。メモリアも、偽物の逆は本物…つまりリアル、そして記録といえばメモ。という事でメモリアになった訳です。
さて、少し本編に触れていきますか。
我ながら今回はかなりテンポが良かったと思います(というかぶっちゃけ第3章がのんびりし過ぎていた感は否めない)。まぁ劇場版っぽさを重視したというのもありますが、前編とはいえある程度謎が明らかになったりしています。もちろんこの『画竜点睛のネクサス』で生まれた謎は前編と後編で全て回収するつもりですので、今後モヤモヤする事は無いと思います。読み終わった後はスッキリすると思います。多分。
ですが…話のテンポは良いかもしれませんが、投稿のテンポはあまりよろしくないと思います。
何せ10000字超えですからね…高校にも通って、自動車教習所にも通っている状態で素人に「1週間で10000字書け」なんて無茶な話です。まぁやってやりますけどね。
いつもは月曜と金曜に更新していますが、次回は来週の月曜までには何とか更新しますので、お待ちください…!
——あと最近、私のカクヨムでの処女作である「君は元カノと瓜二つだが、俺は素直に好きになれない。」略して“だがない”がやたら読まれるようになったんですよね。
当時も兄ばかより読まれてましたし、そんなに面白かったのかなぁ…あれ結局兄ばかに専念したいが為に最後クッッソ適当に終わらせちゃったしなぁ。
そもそもあの作品は友達がラブコメ書いてるの見て私も書きたくなって、数秒で設定を考えてノリで書き始めた薄っぺらい小説なんですよね…。
沢山設定とか伏線とか考えて今もなお書き続けてる兄ばかより、全く考えずに雑に終わらせただがないの方が読まれてるって…人生ってわからないもんだね。
『第79話 画竜点睛のネクサス』はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817330651721846545