どーも巴です。
兄ばかの最新話、『第62話 失ってもなお、消えないもの。』を本日より投稿致しました。
今回はマルールを殺した後のお話。
その後のアーシュの姿を見て「あんだけ覚悟決めてたくせに結局決まってなくて草」と捉えるか「まぁ…どんなに決めてても嫌なもんは嫌だよな」と捉えるかは自由です。個人的には後者の捉え方で話を進めてますが…どうでしょう?
にしても突如登場したキャラの正体はなんと『全ステータスの適正ランクがSS+な私は、異世界で騎士団長兼アイドルになります!』の番外編にて登場したアリリ・イルシエルでした。
カナンが騎士団を抜けてからどうなったのかは不明でしたが、まぁフェリィ達への振る舞いを見る感じかーなーり天狗になってますね。しかしカナンが騎士団の総団長代理をするキッカケとなった“アリリの謎の失踪”は、魔王を倒す為で危険な戦いに仲間達を巻き込みたくなかったからだったんですね——まぁ、何で勇者の剣(しかも2本目)持ってんだよってなるんですが…。
「異世界転生者が持つ“最強の力”って何?」という疑問が浮かぶと思います。個人的に、異世界を生きていく上で都合の良い力だと思ってます。誰にも負けない大スケールな魔術、高貴な身分、後に栄光を手にするであろう運命…なんか、“最強の力”って明確に描写しない方が良いような気がして、敢えてしてません。そこら辺があやふやなのは嫌だと思う人が多いかもしれませんが、その方が個人的に都合が良いと言いますか…「何でそんな事出来んの?」と言われても「異世界転生者だから」と返せるようにと言いますか…。
意気消沈しているアーシュ、身分だけで何もできないフェリィ、存在が完全に空気なナギノ、俺にとって反吐が出る存在のアリリ。
こんな面子で次に向かう先は、何と最終地点のエアトベル王国。ここで戻る選択をしたのは正解か、不正解か——。
——あれ、カナンは?
『第62話 失ってもなお、消えないもの。』↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817330649980179681