どうも格詠魂∞です。
本日より、兄妹転生の最新話『第66話 空虚な正義、遺された剣。』を更新致しました。
今回も何とも言えない感じに韻を踏む。
今回は個人的に“ざまぁ”な展開でした…ちょっと意味違うかもしれんけど。
アリリがボロクソに言われて、本性現したのちに離脱というね。いやー最高。
前回の近況ノートで言っていた“意味もなく”が、ここに来て効いてきました。アリリは異世界に転生してからは容姿端麗、そして都合の良い能力…これらを用いてのんびり過ごしてきました。それこそ“苦労”とは無縁な。
そんな奴に何を言われても心に響きませんよね。
例えるなら、小学校〜中学校でたまにやるいじめのアンケートの【いじめを無くすにはどうすれば良いですか】の記入欄に書かれた「いじめをみつけたら止める」くらい中身が無いですよね。アリリはそんな奴…よりかはマシか。アリリの場合、それを実際に行動に移せるほどの力がある訳ですし。
因みに私は「人がいる限り無理です」って書きました——本当です。捻くれてますね。でも偽善者よりはマシでしょう?
意味もなく異世界転生して、意味もなくチート能力を得て、意味もなく異世界スローライフ(もしくは無双)するのが嫌い、と私は言いました。
なのでアリリ以外のメインキャラは全員何かしら辛い過去を持っています。
まぁそれぞれ辛さの次元が異なりますが…アリリに比べたらって事です。
そしてルィリア邸にて、フェリィが見つけた“シンの黒い剣”!
本編で説明したので詳細は省きますが…結局シンはこれを回収しなかったんですよね。大切な剣よりも自分の命より重い妹を優先するおバカさんなんですね〜。
でも実際、序章では一本で戦っていましたからね。ちゃんと後付けでは無いのですよ?…いや、これに至っては後からどうとでも出来るか。
というかふと思ったんですけど、カクヨムとかなろうとかの小説投稿サイトに投稿されてる小説って、私みたいに設定を細かいところまでちゃんと考えてる作品あるのかなぁ…。
もちろんあるんでしょうが、読まれていたり、書籍化されてる作品ほど、あまり考えられていないというか。
まぁこのご時世、何も考えない所謂“脳死”で読める作品が好まれるのかもしれませんね…それを踏まえると、この兄妹転生ってつくづく時代に合っていない作品なんだなぁと。
『第66話 空虚な正義、遺された剣。』はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817330650754006348