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兄ばか更新!その70!

どうも枝乃テフです。

本日より兄妹転生の最新話『第70話 兄妹の約束。』を更新いたしました。
そしてこの70話をもって、第2章が完結致しました!

40話から70話まで、幕間込みであれば32話も続いた第2章(まぁ1章は33話くらい続いたけど)。
ライトノベルの方なら「32〜3話で章が終わる?短過ぎね?」と思われるかもしれませんが…こちとら1話ごとの文字数の平均5000〜6000字のヘビーノベルでやらせてもらってますのではい。
もし「私は1話ごとに10000字書いてて100話で1章終わります」って人が居たら…寧ろ引くね。捏。
そもそも私がヘビーノベルを書く理由は簡単に言うと別にヘビーノベルを好んで書いている訳ではなくて、2〜3000字でキリのいい所で丁度よく終わらせられないからなんですね。どうにかキリのいい所で終わらせようと続けるといつの間にか5000字超えになってしまう訳です。
ですが最近は3000字ほどの回が増えてきています。序章の「第5話 スレチガイ」に至っては2000字くらいですからね。

さて、話が逸れましたね。
今回も70話の解説、していくっしゅよ〜!

シンとフェリノートの感動の再会(2回目)。
その時に交わした「一生側にいて」という約束が、フェリノートがただ兄が好きだからという理由で約束した訳じゃないんですね。これは後々語るとして。

シンとアーシュの邂逅。
どうやらシンはアーシュがフェリノートと行動している事を何故か知っていたようです。その上、マースリィン・デストロでアーシュへの伝言を預かっていて——一体、誰からの伝言なんでしょうか?

シンとナギノ——は一切触れられませんでした。
なんだろう、ナギノってちょっと頑張ったらしばらく出演できない病でもあるのか?

シンとアリリ。
まさかここで序章の一件を持って来るとは誰が予想したでしょうか。相変わらずみんなアリリに当たりが強いですね…いいぞもっとやれ。アリ虐を流行らせろ。
ですが今回に至っては自身に落ち度があるからか、それとも相手が初対面かつ年上だったからか、前のようにアリリが暴言吐く事はありませんでした。成長したね!

そしてスライム寄生から人を助け出す手段はモルテ流魔術という、本来であれば人を殺す為だけの魔術で人を救うという。親子揃ってゲロ吐きました。
弱点すらも応用する…シンの臨機応変かつ素早い判断能力は脱帽ものですね。皆さんも見習いましょう。私も見習います。がんばれ!

最初に救われたのが国王と女王ということもあり、今度はフェリノートとデリシオスとイェレスの感動の再会。
「普段であれば会おうと思えばいつでも会えたのに感動の再会?」とギモーヴ…じゃなかった、疑問に思われる方もいると思います。
例えるなら、闘病生活でずっと会えなかった母がようやく退院した…みたいな感覚ですかね。

そんな中、混ざるどころか離れるシン。
デリシオスが呼び止めていなかったら、本当に姿を消していたかもしれませんが…シンが呼ばれて足を止めたのは、もしかしたら内心は止めてほしかったのかもしれませんね。
そして明かす——自身が穢れた血を巡らせる悪魔であるという事を。
イェレスとは血が繋がってんじゃないの?と思われるかもしれませんが、うーん、なんていうかな…血の形はイェレスと同じなんだけど、成分というかその本質がラグニアと同じというか…ちょっと語彙力ない故に納得させられる説明が出来ませんね。
だからシンがあの家族の中に混ざらないのは、もはや赤の他人同然だからですね。

そしてサラッと明かされた衝撃だけど納得も出来る事実。
シンと出会う女ほぼ全てを少しの関わりで心を許すのが、単に相手が良い人だからという訳でも、シンがイケメンだからという訳でも、シンが優しいからという訳でも無く…色欲の悪魔ラグニアの血を継ぐ故に他人を魅惑する力に影響されているからという。
——異世界ハーレム主人公みたいな能力持ってんのに、何でこんなに興奮しないんやろな。逆に凄いよね、ここまで露骨に描いてきたのにハーレムムード0だからね。

そして、サブタイトル回収。
「一生側にいて」この約束の真意はもうとっくにわかっている事ですが、フェリノートにとっての幸せは兄であるシンと一緒にいる事。だから“私を幸せにしたければ側に居ろ”っていうフェリノートの愛の告白ですねクォレハ‥。
ですがそれだけではなく、もう守られているだけの、何も知らないままの自分から変わりたいという思いがあり、全てを知るシンと共に行動することによって知っていく、強くなっていくという意味もある訳です。

第1章と殆ど同じ終わり方をしたのは、これ同じに見えて同じではないんですよ(?)
第1章では、シンは「咲薇が…」と言っていましたが、今回の第2章では「フェリノートが…」と言っていました。

第1章は過去の話、そして序章と第2章は過去に縋る話だった訳です。だから今までずっとシンは過去の事で悩み、妹を前世の名前である咲薇と呼び続けてきたのです。
ですがこの話を通じて、シンは過去を捨て…はしないけど、ようやく未来に目を向けて前へ進もうと決意した訳です。

どう考えても70話は最終回みたいな雰囲気でしたよね。実際、当初の予定であればここで完結する予定でしたが…私は様々な箇所に置き土産を残していってしまいました。
なので第3章は未来に向かって歩んでいく兄妹とその仲間達、そして過去に置いていかれた者達の物語が描かれます。

乞うご期待ください!!

『第70話 兄妹の約束。』はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817330650971590439

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