「18きっぷ」を含む小説

大阪第一産業高校の鉄道研究会部員、写真好きの高校2年生、播磨伸司は、ある春の日、いつものように「青春18きっぷ」で一人旅に出ようとしていた。しかし、早朝の駅で彼を待っていたのは、…

　森崎夢叶、鉄道会社の車両メンテナンス職場勤務の３０歳。高校時代からプロ小説家を目指しウェブ小説家を続ける彼氏いない歴イコール年齢。学生時代は陰キャのぼっち。まわりの同世代や自分…

1981年、大学三年の春。青春18きっぷを手にひとり北海道へ。稚内行きの夜行列車で出会った女性・マコ。文通とカセットテープが心をつなぎ、再会と別れを経て——時は流れる。四十年以…

青春１８きっぷを握りしめて日本中をうろうろしている旅のエッセイです。

青春って何だ？ あの白い球と続けば、ドカベンの歌。 １８きっぷと続けば、国鉄時代から連綿と続く春夏冬のフリー切符。 前に「飛び出せ」とつけば、あの学園ドラマ。 まあ、いろいろ…

１９８３年２月２７日・日曜日の未明。 ４０代の男１人と女２人が、福知山駅で出会った。 男性は、東京から普通列車を乗り継いで京都から出雲市行の山陰号に。 その男性の妻は、岡山から…

大阪に住む大学2年生の赤間春哉は友人の住吉夏帆、寒河江稔とともに、夏休みを利用して青春18きっぷの旅に出る。 出発当日の朝、春哉は誘拐事件で行方不明になっていた女子高生・守谷美…

日本の鉄道を乗りつぶす記録です。

初恋の女の子が死んだ夏、私は青春18きっぷで地元に帰る。

【注:これはssです。先に本編をお読みください。本編の内容と関わりはありませんが、登場人物などが分かりづらいです。】 　大学合格も確定し、無事に春休みを迎えた政信とちとせ。卒業…

　主人公は普通の高校生です。きっと、あなたを具現化した姿かもしれません。彼は必ず夕方になると、校舎の中から一番星を探します。それは、探す事よりも観る事に意味があるのです。誰よりも…

「私」は一人旅が大好き。そんな「私」の旅の所感をまとめた小説。

あいつがくれた『青春１８きっぷ』を使って、私は鉄道の旅をする。 初日は中央線を使う裏ルートで、東京から名古屋へ。最初の途中下車は、日本三大奇矯『猿橋』のある猿橋駅だ。 ＝＝＝＝＝…

２０１５年春、青春１８きっぷを使った、５日間の旅の記録です。

KAC2022 02回目：「推し活」参加作品その２ アニソンのイヴェンターとして〈推し活〉をしている、東京都在住の佐藤秋人（兄）は、ライヴに参加するために広島を訪れていた。しか…

「電車に乗って、遠くに行こうよ。地球が沈むところを見よう」 「ふたりで？」 「そう。ふたりで」 　その日は特に予定が入っていなかったし、悪くない提案だった。麻実はうなずいて、二人…

青春１８きっぷの旅で、山陰本線のとある駅で降りた怜子。 海辺にある、小さな神社を管理している男性に、お賽銭のコインには、光るコインがあるという話を聞く。 願い事が叶った人のコイン…

死刑宣告されながらも判決が覆り、無罪で出所することになった山田光之は、青春１８きっぷを使って手紙をくれた友達に会いに行く。

これは、鉄道少年マニア君がゆく　の、スピンオフ部分の作品です。 1984年4月3日。 この日、O大生海野たまきさんは、大宮太郎青年と青春18きっぷを使って、山陰へと向かった。 …

陶守美幸様の自主企画、「つなげ！　鉄道短編小説旅」に参加するために書き下ろしました。 あらすじ 岩瀬勇希　51歳。 中学二年生で「青春18きっぷ」を使って北海道旅行。 …