概要
鉄道オタク達の青春を、覗いてみませんか?
大阪第一産業高校の鉄道研究会部員、写真好きの高校2年生、播磨伸司は、ある春の日、いつものように「青春18きっぷ」で一人旅に出ようとしていた。
しかし、早朝の駅で一人の女の子が彼の背中をドンと叩く。「電車の音が大好き」な「音鉄」の後輩、矢立瀬戸。「かわいい後輩も連れてってください」
—改札印を強引に二人分押させた彼女の一声で、伸司の気ままな一人旅は、予測不能な二人旅へと変わってしまう―――。
そんな二人が所属する、鉄研の活動の舞台は、校庭の隅に置かれた本物の気動車(レールバス)を改造した、風変わりな部室。個性豊かな先輩や同級生たちと共に、新入生歓迎の忍者旅行に出かけたり、旅先の名物料理を堪能したり、あるいは部の存続をかけて動画制作に挑んだり、ときには撮影のために山登りをしてみたり、鉄研の毎日
しかし、早朝の駅で一人の女の子が彼の背中をドンと叩く。「電車の音が大好き」な「音鉄」の後輩、矢立瀬戸。「かわいい後輩も連れてってください」
—改札印を強引に二人分押させた彼女の一声で、伸司の気ままな一人旅は、予測不能な二人旅へと変わってしまう―――。
そんな二人が所属する、鉄研の活動の舞台は、校庭の隅に置かれた本物の気動車(レールバス)を改造した、風変わりな部室。個性豊かな先輩や同級生たちと共に、新入生歓迎の忍者旅行に出かけたり、旅先の名物料理を堪能したり、あるいは部の存続をかけて動画制作に挑んだり、ときには撮影のために山登りをしてみたり、鉄研の毎日
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!青春は電車に揺られて。鉄道研究会の一年間
大阪第一産業高校には鉄道研究会がある。「撮り鉄」の高校二年生の播磨伸司が出会った新入生の矢立瀬戸は、電車の奏でる音が好きな「音鉄」の女の子だった。彼女を加えて個性豊かな先輩部員たちとの新しい一年間が幕を開ける。
鉄道研究会という一見マイナーで、なかなか馴染みのない部活の日常風景が新鮮です。
乗り鉄、車両鉄、時刻表、写真、模型、駅弁、そして音鉄。伸司や瀬戸ちゃん、先輩たちも、それぞれ「好き」はバラバラだけど、お互いの趣味を認め合う雰囲気が心地よく、鉄道マニアたちの賑やかなトークに思わず頬がゆるみます。鉄道に詳しくない素人でも、魅力がしっかり伝わってくるのが嬉しいです。
休日…続きを読む - ★★★ Excellent!!!鉄道知識ゼロでも楽しめる、愛と熱量の詰まった青春部活ラブコメ
第二旅の終幕(全体の半分ほど)まで読ませていただきました。
私自身には鉄道趣味がなく、専門知識もゼロなのですが、それでも部員たちの掛け合いが楽しく、グイグイ引き込まれました。
特に、私自身が作中の彼らと同じ年頃に大阪に住んでいたこともあり、「放出(はなてん)」や「住道」など、関西のローカルな駅名が出るたびに、懐かしい記憶が蘇りました。
伊賀上野への鉄研旅行は、あの年代の空気感がよく表現されており、自分もその場にいる様な、それでいて、自分たちの青春時代を思い出すような、とてもほっこりした気持ちになりました。
正直なところ、現実の一部マナーの悪い撮り鉄のニュースなどの影響で、鉄道ファンに対…続きを読む