「青い」を含む小説

母親を亡くしたばかりの１５歳の俺と妹の圭（けい）。夏休みの間、じいちゃんの家がある瀬戸内の島に預けられた。そこにやって来たのは青い目の赤ん坊を背負ったシングルマザーの叔母、亜希。…

世界から隔絶された絶海の孤島の小さな入り江で繰り返されてきた、島の民と海の精との交流。 青い光に満たされたぼくたちの美しい時間に『祝宴』という名をつけたのは、外の世界から来たぼく…

召喚の儀の不具合で起きた爆発によって死んだ皇太子、ヴァイス。 家族を想い意識を失って、目が覚めたのはその時からおよそ一年前の光景で…？ この世界がやがて聖女を主人公とした恋愛ゲー…

宇宙開発を行う民間企業に協力を求められた少女型家政婦アンドロイドのラスティは火星へ1週間旅立つ。オーナーであるユキと1日一通のテキストを交わしながら、地球に帰る日を待つ

何もない私がある日出会ったのは空を飛ぶ魔法使いだった。

荒瀬実は実家に帰省して、簡易宿泊所を始めた弟の彰と再会する。

生真面目部下×年下上司のブロマンス風味小説です。 ~帆船ロワールハイネス号の副長ジャーヴィスは、行先を告げず自分に黙って船を降りる年下の艦長シャイン・グラヴェールを目撃する。彼は…

僕らはいつまでも青い春にとらわれている。

世界を分断する最終決戦。 人類の最終兵器。 魔族の隠し刀。 どちらも同じ人物を示す。 両方に属し両方に属さない魔術師の最後の戦い。

　とある高校には裏山には桜の名所があり、その中に一本だけある青い桜の木の下で祈ると願いが叶うという「青い桜のおまじない」があった。 　そんな噂が流れる高校に通う稲生には、一つ秘密…

その国には、血塗られた歴史を持つ廃城があった。 　恐ろしい幽霊が彷徨い出でて、人々は誰も近寄ろうとしない。 こう呼ばれている。『幽霊城』と。 しかしそこに住むのは、お化けだけで…

小さい頃それぞれ生死の境をさまよった経験のあるふたりの少年たちが、街の中に蠢く奇妙なものの正体を探っていく物語です。これまでの作品に登場した少年たちの活躍する物語世界をお楽しみく…

あの日の会話が、ふと頭をよぎることがある。

昔のフォルダからひっぱりだしてきた詩篇たち。 パスワードも忘れ、メアドも変えたどこかのブログに埋もれてるはずのもの。

ねぇ、知ってる？空の色が青いのは、王様が間違って青いペンキを溢したからなんだって」 　かつて人間の心は、色が宿っていた。 　その心の色を塗り替えることで、人の心を変えるペイン…

青い毛がもふもふの狼男・ガルムさんはサラリーマン。なによりのウリは誠実さ。ネットワークエンジニアとして今日もその頑張り屋さんぶりを存分に発揮し、客先を渡り歩き、仕事を片づけるべく…

王子様と崇められた少女『碧』と、お姫様と愛された少年『蒼』。 持て囃されて育った彼らはやがて性別を偽る。彼が彼女であること、彼女が彼であることは、2人だけの秘密。

「その生き方を続けていたら、死ぬよ」 「僕が死んだら、君を止める人間が居なくなる。とは、やせ男の傲慢であってほしいと願うばかりだ」 「馬鹿らしい。わかった。好きにすればいい」 「…