「鉛筆」を含む小説

鉛筆、消しゴム、三角定規…… 文房具たちは人知れず、動き出し、お喋りをし、時には恋もします。 彼らが生きる世界を、ちょっとだけ覗いてみましょう。

『三人の男』がテーマのお題小説です(2015年作品)。 最初はズッコケ三人組のようなテイストを考えていましたが、結局冒頭の雰囲気が最後まで間延びした印象です。体育祭のようすを丁寧…

試験勉強を終えて、俺とその女の子は一緒に帰る。 「勉強の調子はどう？」 「まぁまぁだな」 そんなことを話し合いながらも、気づけば冬。鉛のようにどんよりとした空も暗さを帯び始めた時…

入学して最初の課題、彼女は自らの裸体、〈ヌード〉を描いていた。 姿見を右横に置いて描いたと思われるポートレイト。 中目のワトソン紙に鉛筆によるデッサン。 ストローク感に乏しい微細…

26歳の誕生日当日に、恋人にフラれ、仕事でも大失敗、さんざん怒られひとり遅くまで残業を強いられたトオル。 その、散々で最悪の誕生日が終わろうとしている深夜の帰り道。 暗い夜道…

「春って何色？」 そう聞かれてあなたならどう返すだろうか。 「鉛筆と言えば何色？」みたいな物質に対する色なんて限られている。 では春は？ 赤？　ピンク？　暖色系をあげる人が多いだ…

異能者の能力は大分類として３つに分けられていた 第一分類・紙の異能者 特筆すべきはその人数の多さだ、異能者全体の約５０％を占める最大派閥 彼ら個人の能力は強い訳ではない、しかし…

鉛筆と消しゴムは仲が悪いと、私はそう思っていた。

昔、農場で働いていたときに鉛筆片手に作った詩たちです。 よろしくお願いします。 ★この作品はフィクションです。

短編集１作目です。 オチがあったりなかったりすると思いますが。 楽しんでくれたらさいわいです。

個人企画に参加したいのですが、増えすぎると管理がきついので一つにまとめることにしました。よろしくお願いします。 企画参加の関係で（三つしか開催しているものを選べない）、もしかした…

夢と現実の間にはどうしても差があるものだ。

山田将人は悩んでいた。あまりにもバカすぎて高校を卒業できないかもしれないからだ。小学生のドリルすら解けない将人だったが、そんな彼の使っていたシャープペンシルが光りだすとそこから現…

　チビ太は読書感想文が書けずに困っていた。一文字だって進まない。そんな時、手に持った鉛筆がこんなことを言う。 「おいチビ太！　オレが代わりに書いてやろうか！」 　喋る鉛筆のおかげ…

あなたから借りた鉛筆を細く鋭く削る時。 口紅を塗るみたいにドキドキする。

【300字SS　第三十九回】 使用お題： 　試す ジャンル： 　オリジナル、現代ドラマ あらすじ： 　入学試験会場にて、分からない問題を鉛筆転がしで乗り切ろうとする不届き者が…

青鉛筆を持つ主人公と、腹を空かせた子ども、そして新米の猫が出てくる変な話。（2012/01作）

この世の物体すべてを敵味方に分別する男、絵根見田友郎の敵味方遍歴から学ぶ超・整理術。