「都市伝説 廃墟」を含む小説

かつて、地元の人間が声を揃えて〝幽霊ビル〟と呼んでいた11階建ての建物があった。 建設中断から24年間、そのビルは雨ざらしとなり、黒ずんで異形の建造物として存在し続けた…

　そこは傍目から見れば半ば廃墟と化した町、伏木市好矢見町。その町には奇妙なルールが幾つも存在しており、守れぬ者は容赦なく妖の餌食になる。そんな町に人間は住んでいられず人口は減り続…

　社会に何の希望も見出せず、競馬が趣味のフリーター。 　大藤・一喜は社会的な負け組でありつつ、他者への関心を極限まで薄めた上で日々を静かに過ごしていた。 　ある日、彼は食べ物…

皆さま、こんにちは。 こちらは、都市伝説実験所です。 わたくしは、初老男性の都市伝説実験所のリーダーの都市伝説実験博士です。わたくしが着てる白衣に数々の赤黒い色…………………………

ある日、僕は友達と一緒に噂の廃墟ビルの中に入り、イタズラ書きをして帰る。 その翌日、友は命を落とす。 この小説は、「霊が撮れる例のカメラ」 の続編でもあります。 この後続に「…

シャーンが目を覚ますと、そこは大航海時代だった。人々は船を造り、帆を掲げた。古代の遺産を引き上げ、超常的な力を手に入れた。しかし、シャーンは最初から巨額の借金を抱え、船員が全員離…

新人女優の錫石ユリカは、有名怪談作家でオカルト界隈の大物でもある鹿野に誘われ、彼の製作する心霊ドキュメンタリーに出演することに。ユリカにはかつて霊感らしきものがあったが、大人にな…

「怖い話」の短編集です。 「怖い」という感想に反応して、各タイトルに★が付きます。 それでは始めましょう。 よろしくお願いいたします。

　公式自主企画「ご当地怪談」大募集！！ ～日本全国を舞台に怪談話を創作しよう～応募作です☆ 　地元・長野県松本市で超有名な心霊スポット〝人肉館〟をモチーフにして、虚実ない交ぜに…

「学校の廃墟に古びた靴箱があり、一つだけ使われていない場所が存在する」という怖い噂が広がる。子供たちは興味津々でその場所を訪れ、不気味な感覚を覚える。怪奇現象の噂も広まり、学校は…

　見出しにして乱し。起。　 　見出しにして淫れ。承。 　見出しにして身切、転。　 　見出しにして妄り、結。 　其の最終処分場。 　今は使われず廃墟となったが数年後。別の名称で名…

「呪われたハンバーガーショップの秘密」は、閉店したハンバーガーショップにまつわる恐怖の物語です。探検家たちがその廃墟を探索し、地下室で恐ろしい出来事に遭遇します。彼らは閉じ込めら…

これは青年の話だ。半ば都市伝説のように語られてきた話だが、実際にある話だ。もし、君の心が若いのであれば、警句としてこの話を聞いてほしい。これは、君の身にも起こりえる話でもあるから…

「私たちも部活で青春をしてみるっていうのはどうかしら？」 最強女子高生の桜井梨沙は、悪魔的頭脳を持つ残念美人の茅野循に誘われ、 オカルト研究会を結成することに。 活動内容は心霊ス…

雑誌出版社に勤める黒井良樹は十年前のある失踪事件について、調べていた。 それは彼の大学時代、黒猫館と呼ばれたある建物にまつわるもので「黒猫館にある黒電話を使うと亡くなった人と話す…

少年時代の怖い思い出。 隣町の少年、ショウタに誘われ、僕は廃墟に冒険に行くことになったのだが。 公募ガイドイベント 「高橋源一郎　小説でもどうぞ」 テーマ：冒険 応募予定作品。

友人の一言から始まった肝試し。とある都市伝説を試してみようと、子供の頃に遊び慣れた廃駅へと深夜に訪れる。そこで彼らは、ありえない恐怖を体験することになる。

　とある「おめでとう」がお題の短編コンテスト応募用に書いたもの。 　まあ、ホラーなのですが、以前書いた『火車』、『送り犬』に続き、今回も現代風にアレンジした妖怪的なお話第三弾です…

地球は数々の天災、自然災害が相次ぎ、とうとう、島がひとつしか浮かばない世界になった。島は、日本だったのか、アメリカ大陸だったのか、中国大陸だったのか、どこだったのかさえもう分か…

中学2年になる少年アリスは、昔、近くの山を友達と散歩していた時に｢この先、立ち入り禁止！｣と書いた立て札を見た事を思い出す。 ある日、そこを越えて先に進むと、廃墟の病院があった…