「辺境騎士団」を含む小説

片田舎の村で１７歳になったマリエルには、昔から奇妙な記憶があった。 それは、こことは全く違う世界で、社畜として働いていた自分。 仕事に失敗し、恋にも破れて、あえなく命を落としてし…

＊＊角川ビーンズ文庫『その溺愛、過剰です！？』コンテスト中間選考突破作品＊＊ クリムヒルトは辺境伯令嬢でありながら、ラウリッツ辺境領に古くから伝わる伝説の魔剣グラムの主人となり…

両片思いの2人。シャイな彼は、好き避けしてしまい2人の距離はなかなか縮まらない。焦ったい時間だけが過ぎていき、恋が結ばれる前に女の子が亡くなってしまう。 そんな2人は、前世の記…

「君はもう、必要ない」 宮廷神官のルカは、動物を癒やすだけの地味なスキル【聖癒】を「無能」と蔑まれ、一方的に追放されてしまう。 前世で獣医だった彼にとって、祈りと権力争いに明け暮…

　王国最強と謳われた勇者パーティの一員でありながら、「お前の補助魔法は役に立たない」と嘲られ、辺境へ追放された青年・レオン。だが彼の力は本当は“誰とでも相性を発揮する万能補助”だ…

＊書籍版は新キャラ・新シーンを大幅に追加、一部展開変更しております。web版の5話あたりから変更点が多くなりますので、ご留意ください。 「エリーゼ、君との婚約を破棄する。僕は君…

猫と戯れながら、自堕落な生活を満喫していた女騎士ナタナエルのもとに、砦攻略の命がくだる。彼女を待ち受けていたのは、難攻不落の城砦と、そこに住み着く悪霊が撒き散らす怨念であった。 …

蛮族の大侵攻が西方世界を震撼させる。失踪したクルトを捜すアシュリンドたちとセラテーヌ王朝の子息を追うパヴァーヌの騎士。前人未到の“なれ果て“の地に足を踏み入れるアマーリエ。蛮族王…

二年の時を経て辺境の地から逆襲の狼煙をあげるアマーリエであったが、その行手には予期せぬ壁が次々と立ち塞がる。紋章官の裏切り、心を許した者との対峙。そしてアマーリエの周囲に蔓延る過…

山の民を下した辺境騎士団は、辺境最大の都市攻略に着手する。一方、旅立ち間も無い頃に遭遇した、辺境の民を苦しめる“風土病“との対峙にも話は遡る。数多の戦の中で、成長とも変貌ともとれ…

辺境各地を勢力下におさめつつ進軍する騎士団たち。その行手にひとりの女性剣士が立ちはだかる。騎士団長アマーリエと、剣士アンリエットの決闘、そして辺境の強国「山の民」と騎士団の戦いの…

蛮族討伐戦に参戦した辺境騎士団であったが、副長のクルトが蛮族に攫われてしまう。救出を願うアマーリエの心とは裏腹に、騎士国の魔の手が伸び、辺境騎士団は窮地に追い込まれることに。逃げ…

ハインリヒ3世の軍を自らの魔剣を破壊して退けた辺境騎士団のアマーリエは、君主会議に召喚される。そこで決議されたのは、大河を越えて侵出した蛮族の大掃討戦だった。 一方、辺境南部に派…

同題名小説の続きになります。 01話から015話は中編と同じ内容になりますので、すでに読んだ方はとばしてください。 痛がり聖女が結婚式を逃亡（初夜なんか無理！）。魂だけ異世界…

魔法がある世界、光魔法の中でも最上位魔法である蘇生を使えるエマ・ブランシェは、第三王子の婚約者だった。 しかし、痛いのが大嫌いなエマは、結婚（初夜）が怖くてしょうがない。 「よし…

※コミカライズ化！　『花とゆめ』の増刊号、少年誌『少年ハナトユメ』にて連載中！ 「この恥晒しめ！　魔術の勉学に精を出す兄に対して、お前は剣術ばかりにかまけおって……！　今すぐ荷…

「きみのためを思って云っているんだ。宮廷を出て行け」 　婚約者であったわたしの目の前で、王子は平然とそう口にします。何でも、かれは異世界からやってきた少女と結婚するのだとか。わ…

そして約束の二年目が訪れた。故郷の奪還のため雪山に足を踏み入れたアマーリエたちを雪山の猛威が牙をむく。ハルトマンとの再会と立ちふさがる皇帝軍。魔剣とは何なのか？その聖域のヴェール…

エルフの紋章官と騎士たちを連れて辺境制覇に乗り出したアマーリエだが、まだ幼さく世間知らずな小娘に過ぎないことを誰よりも自身が危惧し、不安と迷いの中から抜け出せずにいた。初めて足を…

魔剣を持つ二刀流の娘と、彼女に同伴するうさぎ姿の従者は、剣豪を求めて辺境の地を彷徨う。ふたりは辺境制覇を進める騎士団の団長に戦いを挑むが、決着はつかなかった。再戦の機会を得るため…