「警察官 バディ」を含む小説

東京都黄金区、人口三十八万人。 日本で一番、金持ちが集まる地方自治体である。 そしてそんな金持ち達を利用して金を稼ぐのが、自他ともに認める関東一の（守銭奴）探偵・東敏行（あずまと…

警視庁捜査一課の前川和司と春日弘也の刑事2人がエレベーターから降りた先に待っていたのはファンタジーの世界、要するに異世界だった。 2人は異世界の街アカッシスでエルフのナスティと…

※公募原稿に行き詰まった時用の息抜き短編です。更新も不定期になりますので、ご了承いただけますと幸いです。架空の国を舞台にしていますが、一応現代なので現代ファンタジーに設定していま…

工藤俊輔は向上心が無く、日々の警察業務も淡々と過ごす無気力な青年だった。そんな何事も平凡を好む彼がとあるスマホに搭載されていた謎のアプリ機能を起動させたら謎の電子生命体【トクヨち…

ぼくの作品『警部補の男と赤子喰らいの女』の第一話、『骨を吐く』をボイスドラマ用の台本に書き起こしました。 また、今回台本に書き起こすにあたり、 登場人物の一人、『野村誠』の人生を…

『面倒事は六班へ』 それは、RAINの警察官なら誰もが知る常套句。 “雑用”も請け負う『警視庁第六班』所属の警察官 ――グレイ・アシュリー。彼はもうひとつ、 陰の“任務”を完遂…

　記憶や体験が人を作ると言うのなら、伊沢深泉には、正体というものがない。ついでに、常識もない。 　そのバディを努めるものは、例え〝誇り高き陰キャ〟を自称する社会不適合者で、イケ…

ロンドン警察に所属する敏腕刑事のルーシア・ヴェートは、帰宅途中に殺人現場に遭遇してしまった。 犯人は、名前と特徴である蒼い目しか知られていない国際指名手配中のフラーレだった。 ど…

　『考証者』と『時渡』――それは、歴史を正す役目を負う者だ。 　数年前、それは書籍の記述から始まった。 　歴史書、古文書、そうした時代を伝える書物の記述が、突然、書き換わって…

　幼い頃から機械人形に囲まれて過ごしてきたテスラは、巻き鍵作りの腕を見込まれ、治安警察隊が所有する軍事用機械人形・ラルド―ル専属の巻き鍵係に任命される。 　しかし、自分勝手で捻く…

名探偵と謳われるアン警部補と優秀な警察官のラッキー巡査が難事件に挑む『刑事アン＆ラッキー』 コンビ解消の危機に彼らはどう立ち向かうのか！　不運な７７７字。 KAC2023 ～カ…

あらすじ 僕は加須下町の派出所勤務の警察官。普段から臆病にな新米を鍛えるために、中学生の捜索ついでの町内警邏活動に連れ出したのだが… 御台所小徹（みだいどころ　こてつ）…田舎の…

ピエロが死んだ。 世田谷の広い公園の雑木林の中ほどの、公衆便所の用具室に押し込められ・・・。 こちらも、覚醒剤の過剰摂取だった。 「心当たりがあります」 と、孤島の捜査で知り合っ…

　父親が見ていた80年代の刑事ドラマに憧れて警察官になったという、所轄署の防犯課少年班に所属する甘粕亜紀には悪癖がある。 　自分の担当外や、省庁を越えて対処する事件に首を突っ込み…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…

　とある夜、ニューヨークの小さなバーで出会った元軍人と元警察官。それは偶然の出会いであったが、同時に一人の男の人生を大きく変える、始まりの物語でもあった――。 　僕の過去作「相…

あらすじ 　トト（サルヴァトーレ＝コッレオーニ）はシチリアに暮らす元気なレトリバー系犬人の小学生。刑事だった父を亡くし、そのかつての親友であったシベリアンハスキー系犬人の探偵・ザ…

　この世で暗躍する「呪縛解き」。彼らは彷徨う亡者・化物の呪縛を解き、討伐できる唯一の存在だ。彼らの行動はすべて極秘であり、その活躍が公のふれることはない。どれだけ影の存在であろう…

幻霊獣《ホロウビースト》と呼ばれる魔獣が跋扈する現代日本。 家族を幻霊獣《ホロウビースト》に殺された警察官──暮海真一郎は復讐を誓い、魔法犯罪捜査課へと転属する。 彼は同じく心…

父が趣味で十数年もくもくと書き続けていた小説です。 誰に見せるでもなく書き続けていたのでもったいないと思い、娘がアップします。 アップしようと思ったきっかけは、父が書いた小説の…