サーチワン・アプリ〜刑事の相棒はスマホの通話アプリ。

林崎知久

登場人物&目次

登場人物

工藤俊輔(24)・・・本作の主人公で愛知県警警務部備品係装備課勤務の巡査部長。一見するとサトリ世代の今時な若者だが、類まれなる分析能力と備品の修理能力に長ける天才肌の青年。端正な顔付きのイケメンで女性にモテるが自分のルックスは平均以下だと思っているほど自己肯定は低くしかも鈍感である。ある日、修理を依頼されたスマホに変わったアプリ機能を起動させたことをキッカケに謎の電子生命体

【トクヨちゃん】が生まれ、強引な彼女【?】に振り回されながら様々な事件に振り回されつつも、様々な事件を共に解決していく。リアクションが薄く、トクヨの存在を知ってもすぐ存在を受け入れる懐の深さを併せ持っている。刑事になってからの捜査能力も悪くなく、めきめきと頭角を現していく。


俊之助(21)・・・トクヨが人間だった徳世として江戸時代で

寺子屋の先生をしていた青年で工藤俊輔とは顔が同じであるが

親戚かどうかは不明、徳世が思いを寄せており彼女に度々振り回されていた。


トクヨちゃん〈徳世姫〉(??)・・・とあるスマホに搭載されていた謎のアプリから起動された電子生命体で性別は人間で言うところの女性。べらんめえ口調で携帯の黎明期から存在している。その為推理能力と知識が高く、プライドも高い面倒臭い性格の持ち主。しかもかなりのヤキモチ焼きで持ち主である俊輔がヒロインである宇垣陽子や女性警官と仲良く話してる場面に遭遇したら全力で嫌がらせをしてくる等,俊輔を異性として好きだが意外にも恋愛面は幼稚な面が目立つ。

 そんな彼女の人間時代の正体は江戸時代中期と幕末期の間に繁栄されていた武家の

名家の徳世姫であり、徳川家に代々使えていた重臣の娘であり勉学は勿論の事、武芸

にも秀でており、それが電子生命体になってからの工藤俊輔のトレーナーとして

役に立てている。人間時に貧乳だったのを好きな人(工藤)には言っていない。


宇垣陽子(28)・・・本作のヒロインで愛知県警刑事部捜査第一課強行犯係

の警部補。若くして大柄な男性刑事達を従える女帝で刑事部随一の武闘派。しかし、仕事は優秀である反面、プライベートでは恋愛運が悪く、たまたま好きになったのが装備課の俊輔でデートを遠回しに誘ってるものの、誘われてる当の本人は全く持って陽子とのデートをデートとして認識していない。トクヨちゃんからは【主に恋愛面で】目の敵にされている。トクヨちゃんの存在には全く気づいていない。

工藤が自身の部下になってからは距離感を保ちつつ彼への好意は継続中である。


小野寺宗介(30)・・・宇垣の年上の部下で捜査一課所属の刑事。真面目で実直だが、ミスも多々あり、何かと宇垣にいびられているが、それを物ともしない胆力の

持ち主でもある。工藤の手柄の影には何かあると鋭い直感力も持ち合わせている。

実家は有名財閥で彼はその御曹司である。


佐川(2?)…時空管理局といわれる組織の局長代理。トクヨはこの男と

出会い、スマホの姿となって2020年代に送られるのだった。


#1 僕と【彼女】の出会い

#2 僕とトクヨさん、最初の事件。 前編

#3 僕とトクヨさん、最初の事件。 中編

#4 僕とトクヨさん、最初の事件。 後編

【連載休止中。9月7日(月)~連載再開予定】

#5 絶対に知られてはいけない【僕ら】の関係 前編

#6 絶対に知られてはいけない【僕ら】の関係 後編

#7 新たな事件と面倒な三角関係。【1】

#8 新たな事件と面倒な三角関係。【2】

#9 新たな事件と面倒な三角関係。【3】

#10 新たな事件と面倒な三角関係。 【4F】

#11 トクヨさんの過去。前編

#12 トクヨさんの過去。後編

#13 トクヨさん、人間に戻る。

#14 僕の独り立ち。

#15〈最終回〉 トクヨさんとの別れ。


※この物語はフィクションです。実際の人物、事件とは

一切関係ありません。

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