「終点」を含む小説

競輪とは『道』なり。競輪を『ギャンブル』だと言う人の95％が、競輪を『名前』でしか知らない人。朝早くから競輪場の入口に並んだり、特別競輪のときには、前泊してまで見知らぬ街には来な…

ある日転生した僕 〈魔法の知識〉きっかけを与えることで魔法の知識を得る 魔法に関わるならば、魔物、魔剣、魔眼などすべて理解できるようなる それとは別になぜか魔力が無限に使える身体…

何事もなく、同じ鉄路をゆく。 特に変哲のない日々を送る鉱山鉄道機関士は、鉱山労働者しか利用しない終点駅で、学生服を着た女の子を見つける。奇妙には思ったものの、彼女は毎日列車に乗り…

すべての命の母――海。 そこが、ゴミの終着点にならないように。 出来る事は少なくても、みんなが集まればその少しは大きな力になるはずです。 未来の子供たち、その孫たちが笑って暮…

世界の終末期。わずかに残された人類は孤立し、文明レベルは著しく低下してしまった。 二層雲海の中間層に一機の飛行ユニットが浮かんでいる。乗っているのは二人の少女と一体のアンドロイド…

女性お笑いコンビ「始発終電」。漫才一筋。芸歴七年目。今日もおもんないやつのおもんない話を聞くだけの飲み会に参加していますし仕事はありません。

珍しく学校をサボった私。わざと乗り過ごした電車に乗ったまま、窓の外に広がる空と海を眺めて終点までたどり着く。

不思議なことに、電車に乗ってきた少女は、過去の自分であった。果たして目的を見失わずに、終点まで辿り着けるのか。

教師からのセクハラで男性恐怖症になった林原奈緒美（はやしばら なおみ）はひっそりと1人暮らしをしていた。何もない日常を過ごす奈緒美だった……だが、そんな彼女の日常は、瓦解する。 …

冬。 孤独が支配する冬の夜。 そんな中、駅のプラットホームには今日も一人のサラリーマンが居る。寂しさに負けず、ただ一人、終点を待ち続ける。

都内で働く、一ノ瀬夜空は、付き合っていた彼女が結婚詐欺師だったことに気が付く。 身体も心もボロボロになり、電車に乗ってたどり着いたのは終点の街。 そこで立ち寄ったのは、夕方から営…

僕達は、何て物に乗ってしまったのか。駅にいるのは6名。終点にたどり着けるのは、たった一人。乗員達に恐怖が走る。それでもシリウスを目指す理由は……。

会社員の谷川成麿は、仕事の残業終わりに乗ってはいけないバスに乗り込んでしまった。 そう、行き先が……のバスに。

トラベル小説第９弾。木村は城めぐりの仲間であるCAの長谷川からフランスの城めぐりの誘いを受けた。ジャンヌ・ダルクの足跡をたどる旅だったが、意外な意図が長谷川にはあった。旅の終点は…

先ほど俺ははじめての経験をした。学校からの帰り。電車が終点の駅に着いたのに、まだ車内で寝ている女子生徒が居たので「これは寝過ごしたな」とか思いつつ女子生徒に声をかけたら。返ってき…

1999年　東京 千代田線の終点駅から徒歩３分 夢と希望より　目の前の幸せに溺れていた 私とカレとのお話です

会社帰り、疲れていた俺はうっかり寝過ごしてしまう。 そうだ、いっそこのまま終点まで乗ってみるか。 着いた街にいたのは、夜の海岸に座り込む若い女性だった。 エブリスタにも投稿し…

苑町線の終着駅、永美川駅の駅務室には、ここのところ毎日きまって午後3時に、忘れ物を問い合わせる電話がかかってくる。 それが怪異の始まりだった――。 ※登場人物※ 有屋：永…