「終末時計」を含む小説

「私」は、密室のベッドに横たわる。 部屋にあるのは、天井、壁、ドア、己の載るベッド、棚、棚の中のラヂオと古時計。 ラヂオからは、私が離脱した戦争の戦況が流れてくる。 時計の…

どこかの星の誰かが、騒がしい星に向けて、夥しい数の何かを放った。その頃、その騒がしい星では、核兵器の開発競争が激化していた。競争の中心は軍事国家キャレモンと科学の国バイロン。ある…

日本の治安は年々悪化し、決定的事態を目前としていた。普通の女子高生紅世終《グゼ・シュウ》はある日、悪の芸能プロダクション『終末時計』によって拉致・改造され怪人インフェルノ零号にな…

この世の終わりを告げる、世界終末時計が……！ 勝手に動いている。 一体、この現象は、何なのだ？

誰が、傘をタイムマシンだと思うだろう。 僕は雨に紛れ、傘に隠れて時間を移動するんだ。 ……あの人に会いに行くために。 《あらすじ》 世界終末時計が残り40秒を表示する2…

　ある日魔法使いとして目覚めた冬雨茶葉は、幼馴染の美堂叶以外の人間に自分のことを話さないまま、現代に迫り来る怪獣と戦う。 　その魔法は凄まじく強く、ほかの追随を許さないほどだった…

KAC2023参加作品です。 終末時計って誰が作ったの？ それって必要なの？ あと一分半じゃインスタントラーメン作れないよね。 じゃ、ぐちゃぐちゃにしちゃいましょう。

　わたしの名前は早乙女さくら子、少女漫画大好き中学二年生！ 　最近、わたしはクラスメイトの「深見くん」のことが気になってるの。 　わたしが困っていると、なぜか突然現れて、い…

あとがきとしてお読みください。 これは、いつか起こるであろう終末世界を題材とした作品です。 2015年にイギリスのオックスフォード大学が発表した報告書「12Risks That…

それを割ってしまえば、何も残らなかった。

感染率100%、感染した人間の66.6%が死に、33.3%が死妖として生き返る死妖病が感染爆発を起こしてから半世紀以上。 戦役の避難民として人類最後の安全圏〈終局都市〉にやってき…

主にSF、近未来モノを中心に短編を置いていきます。

家族を怪物に殺された少年が、力を得て仲間と共に世界を護りながら家族の復讐をする異能学園物です。 ヒロイン複数です。 主人公は復讐者ですが、一目惚れしていたり恋もしちゃったりする…

そのロリコン、最強につき――！ 欧州の小国、聖ソレイユ公国第三公女、 『アンジェリク・ド・ラ・ソレイユ』は小学六年生だ。 その執事を務めるのはロリコンとして有名な『真上白』。 …

刻暦(こくれき)一七二八年。概念上の存在とされる終末時計が五分前を指し、世界は幾度目かの崩壊の危機を迎えていた。 そんなことは全く知らない、クロノス王国城下で傭兵業を営む貧乏青年…