概要
この皆既日食が終わったあと世界はきっと――静かなる終末をあなたに。
あとがきとしてお読みください。
これは、いつか起こるであろう終末世界を題材とした作品です。
2015年にイギリスのオックスフォード大学が発表した報告書「12Risks That Threaten Human Civilization」(人類をおびやかす12のリスク)を参考としています。
終末時計。これは、人類の終わりを「0時」として残り時間を示すもので、毎年、アメリカの学術雑誌『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists)が発表しています。核戦争の危険性を人々に警告するためでしたが、2007年からは、気候変動もふくめて残り時間が決められています。
第1回の発表(1947年)で残り7分だった時計の針は、2018・2019年には残り2分、2020
これは、いつか起こるであろう終末世界を題材とした作品です。
2015年にイギリスのオックスフォード大学が発表した報告書「12Risks That Threaten Human Civilization」(人類をおびやかす12のリスク)を参考としています。
終末時計。これは、人類の終わりを「0時」として残り時間を示すもので、毎年、アメリカの学術雑誌『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists)が発表しています。核戦争の危険性を人々に警告するためでしたが、2007年からは、気候変動もふくめて残り時間が決められています。
第1回の発表(1947年)で残り7分だった時計の針は、2018・2019年には残り2分、2020
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!読まないと、タイムリミットはそろそろかも、ネェ――?
まずこの作品の素晴らしいところは、その世界の壮大さ、そしてその壮大な中で現実を書ききっているところです。
ここで勘違いしないでほしいのは、世界が壮大であるから、非現実というわけではないということです。壮大なのはその、描く世界のスケールだけで、実際に現実ともリンクしているのだから。
詳しいことはあえて書きません。
ただタイムリミットは迫っています。読むのに損はありません。そして、これを読んでいるあなたも、読んだらこの、少しぞっとする感覚が分かるはずです。
(あとがきもセットで読むとなおグッドです。本当におすすめなのでみなさん読んでみてください)