「筒井康隆」を含む小説

1冊の本になるくらいの分量を書くことを目標に小説を書きはじめた。分量を目標にするというのは本末転倒な気もするけれど、目標を到達したいま、気分爽快だ。 執筆する際にはChatGP…

アロイカは滅亡の危機にあった。アロイカは大船団を組んで、地球侵略に押し寄せる。だが、アロイカは小さ過ぎた。地球を侵略しようと奮闘するアロイカたち。その姿は滑稽でも、どこか愛らしい…

イソップ童話「ウサギとカメ」をモチーフにした現代ファンタジーSFです。 ウサギは再逆転できるでしょうか。 タイトルは敬愛する筒井康隆の「脱走と追跡のサンバ」へのオマージュです。

にほんＳＦ黎明期の巨匠。小松左京や星新一。いまだに色あせないこうしたビッグネームの、日本における存在の大きさや意味。そしてそれぞれについての自分の思いもからめて、多角的かつ縦横に…

岡田斗司夫先生の言葉を引用すると、現在、ホワイト革命が絶賛進行中とのことです。コロナ戦争以後の、働き方も、倫理観も、価値観も、全てが浄化し、きれいな状態になっていっている社会、そ…

かれこれ45年ほど、「筒井康隆」というSF作家にはまってきました。ツツイの前にツツイなし、ツツイの後にツツイなし。空前絶後の傾倒の仕方で、傾きすぎて、人間がツブれてしまった…これ…

書籍化が決定しました。2024/10/31にKADOKAWA様より出版予定です。 タイトルは「殺す時間を殺すための時間」です。是非お買い求め下さい。 ショートショートです。つな…

暮らしの描写と適当なウソ。

キャッチコピーに載せたような〝自称短歌〟の連作ですので、やはりちょっと（いやかなり）、「注意事項等」第二項に触れているのではないかが心配です。 筒井康隆氏著「カラダ記念日」（『…

一九八五年は田中康夫さんの小説がブーム真っ只中。横溝正史さんの映画化作品の発行部数は絶好調の頃だった。僕は星新一さん、眉村卓さん、筒井康隆さんの作品と出会う。そこからいくつかの小…

気楽に読んじゃってくださいな。友だちから聞いた話です。よくある話だと思います。それはそうと、地方の免許センターはほんとうに辺鄙な場所にありますよね。バスは朝早く出るし、そのバス停…

　『月刊弘前』は、１９７９年８月１日の創刊だと聞くから、もう４５年になったはずである。地方の月刊誌としては、全国的に見ても長寿番付の上位であろう。 　ホームページから『弘前』創刊…

有名なおとぎ話のパロディです。一部「死体」といった表現があります。短編ですので、ご一読頂けると幸いです。

アイデアが全く出ない売れない小説家。 ひょんな事から強力なサポートが得られるが、その結果は？ ノベルアップ+でロイドの名前で公開済み作品

　むかし、あるところに、エイチという病院があった。 〔筆者注：エイチの由来を聞かれても困るが、星新一のショートショート風に、ホスピタルのイニシャルを借用しただけのことであり、深…

基本時事ネタの不謹慎小説集。一話完結型。

　1997年から2000年にかけて、同人誌『Griffon's Garden Offline』に掲載した全５回の読書案内エッセイ。 ■「第一回　創造の愉楽」（1997年）で言及…

少し不思議で嘘でインチキな世界を思い付いたままに書きます。 だいたいすごくあっさり二分以内で読める程度の量に収めています。 忙しい合間に薬と笑っていただければ幸いです。 社会風刺…