「短編」を含む小説

王都の外れにできた不思議なお店は、オネエな魔王の隠れ家カフェでした。 珍しいお茶と抜群のスウィーツ、そして落ち着いた雰囲気で楽しむ静かな時間は王国民に少しずつ静かな評判を広げてゆ…

その魔王は、およそ百年以上世界を揺るがし続けた巨悪そのものである。 視界に入った人間の悉くを虐殺し、街を滅ぼし、一国の存亡を危ぶませ、己の心持ち次第で支配下にあった仲間であるはず…

狐の妖怪はかつて惹かれた人間の子孫に彼の面影を探す 企画で書いた短編です。小説を書くにあたって利用したサイト様↓ 診断メーカー、https://shindanmaker.com…

僕にとっての春はせっかちでのろまで空気の読めない奴だった。でもきっと彼女はずっと前から知ってたんだろう。春はわざと空気を読まないんだって。

『バーチャルの世界で、リアルの自分を見つける物語。』 桜井美優は、大学生活に不安を抱えながらも、VTuberになる夢を追いかける女の子。 親友の応援や先輩からの助言を力に、VTu…

終わりのときまでは、君のことを想っていたい。

「マリアベル、君とは結婚出来なくなった。君に悪いとは思うが私は本当に愛するリリアンと……君の妹と結婚する」 それは結婚式間近の出来事。 婚約者オズワルドにマリアベルは突然そう…

短編ホラー置き場です。

神楽耶夏輝様の自主企画 「２０００文字以内・レギュレーションありの書下ろし短編募集」に参加 お題【無糖　電車　ガラス】 本文は2000字 あとがきが少し。 事故死した上司。 …

「君は才能というものわかっていないよ」 夢破れて、毎日をただ消化していくだけの私は、頭に過ぎる過去と向き合う必要があった。 才能とは何か、夢とは何か。漠然とした問いを考え続ける。

魔王が少年に呼びかけ続ける話です。

飛降り自殺を目の当たりにした僕は、彼女の遺書を覗くため、現場へと忍び込む。 何かが変わるかもしれないなんて、思いながら。

私立百合ヶ丘高校の放送部に所属する泉美咲は、パーソナリティに憧れながらもシャイな性格から裏方に徹していた。 ある日、七海への差別的な投稿に傷つく。 多様性について向き合う中で、美…

この作品はフィクションです。 実在の人物や団体、思想などとは関係ありません。

高校2年生の友里は、自己嫌悪と孤独に苛まれる内気な少女だ。母親との関係は冷え切っており、学校でも友達はいない。 ある日、転校生のミオが現れる。ミオは謎めいた雰囲気を纏いながらも友…

不幸な主人公はある日、1%が100%になる能力に目覚める。 その能力で荒稼ぎする主人公。 しかし彼はこの能力の恐ろしさを理解していなかった……

自分とは違う人を見て、哀れまず、あぁ【その人】なんだなという思考は悪くないが、しかし残酷だよなぁと思いこれを書きました。 言い訳がましくなりますが、これがあるかないかで読む際…