「澱」を含む小説

ツイッターで呟いた短文や、 ふと思いついた言葉たち。 頭から溢れて仕方ないものを書き留めるための言葉のアルバム。

暉暦の二五〇〇年。文明開化の瓦斯燈は、澱と吐泥の影を産む。昼行燈は夜を行く、姿と名すら知られぬ儘に―― 大正浪漫風の異世界「旭暉帝國」を舞台に、主人公である貴族のぐうたら三男坊…

──俺だけが、ヨエルを守れる。誰にも渡したくなんか無い── 一途でワンコな年下ガイド×クール美人な年上センチネルのファンタジーセンチネルバースＢＬ。 【あらすじ】 北方のビョ…

下記あらすじ（約600字）。展開バレ含む。 　　　　◇ 　幼馴染、妹、ロリ、ナース、女教師……この世には《萌え》があふれていた。これらの《萌え》概念と一体化した少女らは概念持…

変な一人称のホラーです。 当時気に入ってた南米らへんの小説に文体が引っぱられてます。 ぜひこの読みにくいコレを読んでみてください。特に何もありません。

『第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト』【短歌】一首部門　への応募作品です。 １首の中に必ず、【色】まは【色に関する言葉】を入れています。 全体的に暗めで、心の中のモヤモヤを吐き出…

働き者で優しい夫、受験勉強に励む息子。 そして、満ち足りた生活の中で自分の価値を見出せなくなった妻。 苦悩する妻は、浮気という方法で自分の価値を見出そうとしていた―― ☆三題…

生きるために切り離せないものを我慢した。 けれどそれは生きることを同時に諦めることになった。 どう思われるのか。 どう見えるのか。 巻き込みたくない。 知らないふりしてほしい。…

四季澱、それは可能性を秘めたエネルギー物質。 科学者の助手である人夢永遠（はなかないとわ）は、四季澱研究の第一人者である雪那（せつな）博士の研究発表のサポートのためにキョー都を訪…

女は何かと物入り、そう言われた時。 思われた時。あなたなら、どう思うか。 男性も大変だ。毎日髭を剃る。元から生えない人もいる。髭脱毛に通う人もいる。 男女ともに必要なことがある。…

渇望があった。 生活があった。 確かにそこに残した意思があった。 澱（おり） 　人の集合的無意識や破滅願望が集まって人に憑依する物 祓（はらえ） 　異能の総称 　澱に憑かれた…

※完結済みです。 ※前作「汚泥の花」と世界観を共有しています。続編では無いので読んでいなくても問題ありませんが、先にお目通しいただくとよりお楽しみいただけるかと思います。 三嶋…

古今集の序文に、紀貫之が書いています。 「ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、目に見えぬ鬼神をもあわれとおもわせ」 短歌には確かに不思議な力があると思います。 　どうしても…

冒頭より—— 　舌先三寸で駆け引きするような、男女特有の小賢しい語らいは、彼女にとって陳腐そのものであった。誘蛾灯のような色香に基づく、本能を刺激する彼女が醸す劣情は、男を虜に…

2023年集英社オレンジ文庫ノベル大賞二次選考通過→三次選考落選作 水の豊かなルンノの谷の少女ユリカ。ある日彼女は砂漠の民の青年ディーハ、水都の少年クルトと出会う。砂漠の民に捕ら…

2023年、Twitterに棲む人々の心に澱のように沈む不安が広がっていた。本当にここで大丈夫なのだろうか、と。そのとき突如頭角を現したSNS「Misskey」。その中でも特に巨…

小山深結(こやまみゆ)は両親の不仲によるストレスが原因で精神疾患を患った過去があった。数年の時が経ち高校生になった深結は中学からの親友の秋山紗奈(あきやまさな)と楽しい毎日を過ご…

ワインの澱(おり)のようにごろりと溜まる感情とかを詩っぽくして置いておきます。不定期更新予定。続き物ではないです。

※電撃大賞　四次審査落選＊２　改稿作。 突如として人を襲う群体生物UMAヒトガタが出現。 遺伝子工学博士津田は難病の息子を救う為、政府の人間である澱木ミコトと手を組み人造人間ミ…