萌えてんじゃねえよ、人類

下記あらすじ（約600字）。展開バレ含む。

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　幼馴染、妹、ロリ、ナース、女教師……この世には《萌え》があふれていた。これらの《萌え》概念と一体化した少女らは概念持ちと呼ばれ、人々を堕として虜とし《堕民》としてしまう。

　彼女ら概念持ちを殺害対象とするのが殺し屋という存在である。ある夜、今となっては希少な殺し屋の生き残りである少年・破竹悠のもとへ一人の少女が現れた。

　彼女は《天使》の概念持ちだった。悠は彼女を殺そうとするが、天使の有する不死性の前に為す術がない。

　いったん悠は彼女を殺すのを諦め、情報を掴んだ《女教師》の殺害に向かう。首尾よく彼女を殺害した悠だったが、彼の心には何か澱のようなものが残るのだった。

　続いて悠は《ナース》や《妹》と交戦するが、結果的に失敗…続きを読む