「浅草寺」を含む小説

冬原茅平は高校二年生。 隣の席の遥希くんのことがちょっと気になっているところに、誕生日前日にご朱印帳のプレゼントをもらう。 翌日の誕生日は、彼氏との別れ話で最悪！ 茅平の中で、遥…

家族と共に夏休みに観光を目的として東京に来た弓馬 瑠華(きゅうば るか)は、昼間に回ることができなかった浅草寺に深夜向かった。そこには、人は誰一人おらず、心なしか廃れたように見え…

猫だって。ヤルときゃー、殺ります！

一月一日。迎えた新年のお正月。 浅草寺へと初詣に向かう約束を交わした高校二年生の章大、雅樹、明里、恵理子の四人。 の、はずだったが……。 5000文字程度の短編になります。…

「長官がずっと追い求めていた押し込み強盗の元締めが長次だったというのが、いちばんの驚きだったようです。しかも死ぬ間際に自白したそうで」 「死ぬ間際って？」 篠塚は目を見張った。 …

長く開催されなかったお祭りが開催される。 その情報に喜んだ大学生の双子の姉妹は、喜び勇んで祭りへと向かうが どうしても視線の先の食べ物に惹かれてしまい……。 食べることが中心のお…

時は嘉永。江戸一の人気を誇る歌舞伎役者・琥珀（こはく）は、浅草寺の雷門裏で浄瑠璃を披露していた瑠璃（るり）と出会う。この少女、語りで暴き出したあやかしを喰うという奇想天外な娘義太…

西堀五月は、浅草花川戸に住む、親分肌で気風が良い、二十九歳の看護師。 三社祭の町会神輿渡御の日、五月は女神輿の仕切り役を任される。花川戸町会事務所から、浅草寺宝蔵門を抜けて浅草神…

バート・ハワードの名曲にのせて…落語風に描いてみました。 お題は「楽」です（笑） 《参考音源》 「Fly me to the moon」 宇多田ヒカル https://yout…

　天海は、老いた体に鞭打ち積極的に現場へ出向き、江戸の結界づくりに勤しんでいた。その疲れを癒すように浅草寺の御堂にて仏と向き合っていた。障子から透かし入る月明かりの中、蝋燭を五芒…

令和２年１月２６日に行われた、浅草寺騒然のツナマヨ花魁道中のレポートを作者語りにてお送りします。 リアル花魁登場に、仲見世通りが湧き、 舞台は花やしきへ。 令和の時代の花道中開催…

「やばい」は「矢場の女」からきたというのは俗説とか。 正しくは、盗っ人や香具師の隠語で、「具合が悪い」の意。 元禄のころからある遊びで、楊弓で矢を射る場所を矢場といった。 ここで…

浅草寺の境内にある樹齢数百年の銀杏は、東京大空襲の大火をも乗り越え人々を見守る 三社さまの境内にはあのこち亀の両津巡査長の友情の碑がある 何れも行き交う人々に大切なことを訴えてい…