「本屋大賞」を含む小説

　人間界にある「向日葵書店」と、魔法界にある「ソレイユ書房」。これら２つは、日向と葵という双子が経営しています。 　向日葵書店は、一見すると何の変哲もない本屋さん。でも、１つだ…

高校生の光一が目を覚ますと、辺り一面、遠浅の海が”水の砂漠”のように広がっていた。岸辺に辿りついた光一は、そこで暮らしていた少女にやや強引に勧められ、「新しい暮らし」を求める旅に…

これは断じて、二次創作ではない。 登場人物に願望を込めて、リモコン操作するような暴挙には出ない。 読書感想文でもない、位置付けは読書感想資料集だ。 極力、登場人物情報は炙り出そう…

2024年の本屋大賞ノミネート作品10冊を全て読み終えたので、感想と考察のまとめ記事です。 もし、一冊でも興味のある小説を見つけて手に取っていただければ幸いです。

『同志少女よ、敵を撃て』（著：逢坂冬馬　氏）。 2021年の第11回アガサ・クリスティー賞大賞、2022年本屋大賞のダブル受賞、2022年4月現在で40万部近くに達する大ヒット作…

「おコメブックス」。都内某所のビルの中の一角にある本屋さん。そこはラノベをほぼ取り揃えている、いわば聖地。そして店舗限定の特典が付いてくるお店の一つであった。 　そんななか高校…

寂れた田舎の本屋で、突然店長が本屋大賞を決めると言い出した。

ファミレスや喫茶店で隣のテーブルの会話が気になることありますよね。自分にも関わり合いがあることならなおさら。

「言っただろう、“夢本屋”だって。この本屋にある本はね……買った人がその世界に飛び込むことができる不思議な本なんだよ。つまり、本の世界を夢で見ることができるのさ。まるで自分が体験…

まだ肌寒い四月の深夜、平山泰一（ひらやまたいち）は本屋の開店作業に追われていた。本屋の店主になることが夢だった泰一はセレクトした書籍を本棚へ収納していくが、翌朝にはなぜか全ての書…

某サイトより引用　小説家、阿部光の主な経歴 2007年　『花落つる所』清谷社小説新人賞 銀賞、当時17歳 2010年　漫画家四弾とタイアップした漫画『リタルダンド』シリーズがヒ…

デビュー作にしていきなり本屋大賞を受賞。読書界のスターダムを駆けのぼり、いま、もっとも注目を集める『同志少女よ、敵を撃て』は、実は公募前、カクヨムに投稿されていた作品でした。そん…

数冊の本を刊行したが、賞を獲ることもなく、売れ残った自身の書籍でアパートの部屋が埋もれていた阪神巨人（さかがみなおと）３６歳は、一念発起し、就職することに・・・その就職した先には…

麻生久美子は丸の内の本屋で働いている通勤途中、鎌倉に転校してきた時のことを思い出していた。 両親を事故で亡くしてから彼女は相手の人と目が合うと心の声が聴こえることを誰にも言えない…