概要
本当に書きたいもの読みたいものを――WEB小説はもっと愉快になる!
デビュー作にしていきなり本屋大賞を受賞。読書界のスターダムを駆けのぼり、いま、もっとも注目を集める『同志少女よ、敵を撃て』は、実は公募前、カクヨムに投稿されていた作品でした。そんなご縁で実現した今回のインタビュー。カクヨム上での執筆TIPS、デビュー前夜の頃の話、そして本書にこめた思いについて――時の人、逢坂冬馬さんにお話を伺いました。(インタビューは本屋大賞受賞前に行われたものです)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!知恵と勇気をもらえるインタビュー
半年近く前に読んだインタビューだが、当時は自分がカクヨムに参加したばかりで、この内容のすごさがよくわかっていなかった。
今、改めて読んで、カクヨムの利用について、賢いやり方だったことに気付かされる。一つの方法として悩める書き手は参考になるはずだ。
特に自分も非ラノベ系のマイナー歴史モノでカクヨムコン8に挑戦したため、逢坂氏の抱いていた不安や違和感にはとても共感できる。レベルは違うけれども。
今もなお、多くのWeb小説の書き手が「迎合するか」「独自を貫くか」で迷っている中、氏の「公募に照準を合わせながら、上手にWebの反応と付き合う」は一つの解の提示に見えた。救いに聞こえる。
また公募…続きを読む - ★★★ Excellent!!!驚きました
『同志少女よ、敵を撃て』は、今、私が一番読みたい本なのですが、もともとカクヨムで公開されていた作品と知り、驚きました。
独ソ戦にはもともと興味があり、関連の書籍を読んだり映画を見たりしていたのですが、この小説の存在には気付きませんでした。
インタビューを読み、戦争を描くということ、また戦争シーンの描写について、大変参考になりました。小説の方も必ず読みたいと思います。
著者の仰る通り、web小説の主流でなくても自分の好きなテーマを突き詰めていく事は大切だと思います。
実際にカクヨムにはweb小説の主流とは言えない、純文学寄りの作品、本格歴史小説など、本当に多種多様な作品が投稿されている事が分か…続きを読む