「月 moon」を含む小説

第一回目　月の光 小学生の時分 掃除の時間になると、必ずかかっていました。 勿論、ピアノ曲の方ですけどね。 当時、音楽の先生が「先進的」な方でして、 「掃除の時間に流れている…

『－－被害者不詳。Ｆ県Ｋ市及び周辺地域における未成年連続誘拐殺人事件類推事案』 　ダンボールの側面に、油性マジックで力強く書かれた文字。 「……どういうことだ？」 　コールドケー…

この街には二つの暗黙の了解がある 一つ、何事も自己責任 二つ、アパシニアには逆らうな。 この街ラナキュラスに住むものでこの掟を知らぬ者はいない。 外の者でもこの掟を破れば無事では…

いつもの日常は突然のゾンビ大量発生で壊された！ゾンビオタクの格闘系自称最強女子高生が、生き残りをかけて全力疾走！おかしくも壮絶なサバイバル物語！

僕は黒沢清の大ファンなのです。 ときどきこういう恥ずかしめな小説を書いてしまうのです。

神奈川県、鎌倉市と逗子市の間にあって、平成の大合併に取り残された海沿いの街、逗浜（とうはま）町。 その逗浜西高校に通う天文部員の２年生、田山斗和（たやま・とわ）は夜中に月の観察を…

あの青い月の物語が始まるずっとずっと前… それは月の神様がこの村に舞い降りたあの日。 とある人魚が海の女神から悲哀の人魚と呼ばれるまでの回憶録。 人魚の涙が紅い花を咲かせる…

これは8人の少年少女たちの 青い月の奇跡を巡る物語 会いたい人に会うための 青い月の奇跡のはずだった 《幾百の年に１度。碧月の約束を叶えたまえ。８つの星の名の元に。さすれば…

那智風太郎様の自主企画のために編集しました。「月」に関わる詩集です。 既存の詩集『月のうた』より、月関連のものだけ集めてみました。 最後の2つは、昔作詞していた時代のものです。 …

奇跡と呼ばれた蒼き月は、砂埃によって起こされる。 神秘も風情も、あったものじゃない。 人間なんて、いつだってそうだ。 学校の中に王国を見て、 個人の中に銀河を見て、 牢獄の中に…

月へ行きたいカエルやバッタ、ウサギの物語。

…俺はこうするしかなかった。 例え、法に触れても。 それが絶対的な間違いだと分かっていても。 しなければいけない。 しなければならなかった… 世界でたったひとりの… あの人のた…

宇宙の銀河の果てに浮かぶ星、₦₭₮฿星。 その星の文明は、地球の現代日本にとても酷似していた。そこに住む、サイキッカーの双子姉妹。ふたりは大人になり、やがて色々な出会いと別れを経…

3２世紀。 火星は開拓百年を迎えようとしている。 人類はようやく太陽系外へ足を踏み出していた。 独りの男が火星に降り立った。 男が歩む先に火星の未来がある。 火星を新しい時代に導…

バート・ハワードの名曲にのせて…落語風に描いてみました。 お題は「楽」です（笑） 《参考音源》 「Fly me to the moon」 宇多田ヒカル https://yout…

訳あり冒険者の『私』シュリンは、「世界を滅ぼさんとする邪心の神を討て」という途方もない預言を受け聖剣を抱えた少年ベルンと出会い、彼との日々を日記に綴ることにした。 人に神が倒せる…

月の出ている夜、私は人でなくなる。『moon night』、その日から私はだんだん鳥になった。『羽』、おめでとうございます！あなたには『自分が死んだら誰かを幸せにできる能力』が与…

Ｓ県Ｈ市月神町の沖合に浮かぶ月神島、島の民宿にアルバイトにやってきた居石要と袈裟丸耕平が到着早々、町と島を結ぶ月神橋が爆破される。台風によって島に孤立した二人は、民宿のオーナーや…

しがない洋服店員のケイティは招待されたパーティの会場でクリスと出会う。