F県警が舞台の小説シリーズ第三弾は子どもが被害者となる犯罪。現在のF県警周辺で次々と起こる異常な事件。子どもの頃の記憶に蓋をした刑事。絡んでくる新聞記者。この展開に読者は、この事件の謎がどんどん深まっていきます。やがてこの事件解決に二人の少年が鍵となります。二人の少年の友情、悲しい結末。大人になった二人は何を考えどんな行動をとるのか。最後はとても素敵な終わり方です。ぜひこの作品を読んでみてください。シリーズ第四弾も期待しています。