概要
町と島、二つを結ぶ橋が壊れる時、悲劇は始まる
S県H市月神町の沖合に浮かぶ月神島、島の民宿にアルバイトにやってきた居石要と袈裟丸耕平が到着早々、町と島を結ぶ月神橋が爆破される。台風によって島に孤立した二人は、民宿のオーナーや発電所の実地試験を行っている企業の社員と共に事態の解明に当たるが、オーナーの娘が風力発電の風車の上で刺殺されているのが見つかる。時を同じく、遅れて到着した古見澤雄也は、月神町で殺人事件に連続で巻き込まれる。死体の傍らには月神島で作られている陶器の欠片が落ちていた。島と町、隔絶された土地で起こった事件はなぜ発生したのか、居石と袈裟丸は島から脱出できるのか、島と町を巡る惨劇が始まる。
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