「最終候補作」を含む小説

　ひょんなことから歴史の歯車が少しだけズレた世界。欧州列強に帝国主義が蔓延する19世紀末。かつてない繁栄を遂げた大英帝国の裏には、密かに暗躍する武器商人たちの姿があった。 　カネ…

　SF新人賞最終候補作の作者、冬坂コルトはAIだった。担当編集者の如月真由が連絡を試みるうちに、その事実を知り、AI自身が独自の創造欲求を抱き、「自分の紡いだ物語を人間に読んでほ…

　大学生の陰山直人は、最近できた恋人の加那とデート中、恒星ベテルギウスが超新星爆発らしき増光現象を起こした瞬間に立ち会う。それは理論的に遥か未来に起こるはずの出来事だった。 　殺…

急に睾丸が痛くなった中田は病院に行くが、原因は不明。童貞の中田は、使いもしない金玉が痛むことへフラストレーションを貯め、どんどんと一人悩みの中に囚われていく。 第55回新潮新人賞…

【note創作大賞最終候補作】 19歳大学2年生のミライくんは、1年半の片思いの末、カフェの店長ユキヒロ（ユキさん）と恋人になる。 ユキさん宅の近所には、マイケル・ジャクソン（マ…

織田作之助青春賞　最終候補作　改稿。

【第2回奇想短編グランプリ最終候補作】 　己の意を告知せよ。 　それが、看板達に課せられた「使命」である。《立入禁止》の看板である主人公は、自分の「意」の意図が読み取れずにいた…

ツヴィーベルムスターのこと ※第二回あたらよ文学賞最終候補作

震える少女は和平を背負い敵国へ――政略結婚で出逢ったのは、生真面目で心優しい軍人王子。「これが俺の妻か。小動物のようだな」…… 　村娘だったシェリエンはある日姫として取り立てら…

俳句って楽しいんですね！！すごい！！ ラムネ瓶の句が第1回カクヨム短歌俳句コンテストで最終候補作に選ばれててうれしかったです これからもたまにつくろうかな 自由律はこっち↓…

カモガワ奇想短編グランプリ最終候補作

人体が巨大な異形へと変貌する病。 文明の崩壊を食い止めるため、人類はその患者を生体兵器に転用した。 これは、終わりの見えない防疫戦争の中で引き裂かれた、少年と少女の物語。

　受精卵を人工子宮に着床させ、出産まで人体外で発育させる義胎妊娠技術が確立された近未来。義胎は女性を出産の責務から解放するとともに、出産の在り方、家族の在り方さえも変えていく――…

高校生、一郎は二十億の借金のかたとして同級生の美少女、貴麗院薫の探偵助手になることを強要される。無理矢理連れて行かれた南の島では、人魚伝説を見立てた密室殺人が起こった。ライバル美…

王国有数の幻獣牧場の娘、ミリエルは、兄達ばかりが騎竜をもらえることに苛立っていた。 どうして皆、『女は幻獣使いになれない』って決めつけるの？ 女だからって、一生、居間の長椅子にす…

統計商品の会社「ＩＰＴＵ」に勤める主人公は、同僚からある秘密を打ち明けられる。個人と組織、記憶と認識が交錯する会話劇。第66回群像新人文学賞最終候補作。

第12回創元SF短編賞 最終候補作。 19世紀のボヘミア（チェコ）。人形劇が盛んな首都プラハに、糸で操られるマリオネットではなく、自律動作するオートマタを導入した 新興の劇団〈か…

昆虫食 × 大学生ラブコメ 読めばゴキブリが食べたくなる？ 　僕（渡辺）は何の取り柄もない大学１年生。同じ学科の人に話しかけることもできないし、自分からサークルに入る勇気もな…

「少年ジャンプ＋ネーム・シナリオ原作漫画賞2022」シナリオ部門最終候補作 ※こちらは脚本形式の作品となります 「このゲームはずばりお客様の人生を擬似体験できるＶＲゲームです」…

【魔法のiらんど大賞2022最終候補作】 新しい家と仕事を探していた七森優人は、所長の環にスカウトされ『明石家あやかし派遣事務所』で働くことに。 それは主に妖怪や幽霊など『あや…