「暖房」を含む小説

暖房（ヒーター）女子高生と冷房（クーラー）女子大生が暖め合いながらボロアパートの六畳一間で冬を過ごす物語です。

私の住む福岡で初雪が舞ったので冬についてのエッセイ。

2021年 1月4日 神奈川県 川崎市麻生区 麻生図書館前 　3°という普通の人からしたら極寒という寒さの中 　1人の青年は本を借りに図書館へ出向いた。 　ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞと…

突如として発生した分厚い雲が空全体を覆い、太陽光が地上まで届かなくなってしまった世界。暖かな恵みを受け取ることができなくなった大地は急速に凍り付き、森は枯れ、生物は姿を消し、人が…

喫茶店、ぬるい暖房にあたりながら〈彼〉とコーヒーを飲むショートショート （2,000字未満）

除夜の鐘を聞きながら、愛里（えり）はだれもいないはずの家に帰省した。家族はみんな本家に行ってしまい、年が明けてからでないとここに帰って来ないのだ。自分の部屋に入ると、夏に干した水…

2022年12月分

「たとえば幸せが目に見えるとしたら、どんな形をしてると思う？」 いまいち暖房の効かない部室で、お湯を入れたカップ麺を前にして先輩は私に尋ねた。 先輩はこういうぽっかりと空いた時…

■高速バス編 ・地方の高速バスに乗り込むカップル。彼は大学生だが、彼女とはかなりの年齢差がある。このバスの中で、二人の別れの予感を感じさせる事件が起きる。 ■休日の夜遅くの電車編…

「お前は戦いの役に立たない。クビだ。」と、勇者こと 王子は言った。「えーとですね、後方支援は直接戦闘に加わりませんし、そもそも、わたくしは貴方のパーティーのメンバーじゃないですよ…

夏に暖房をつける。いつもと違うカバンで外出。窓の鍵を閉め忘れる。日記様に日々を綴っていますが、どうやらこれが難しく、多々妄想が入ります。いや、恣意的に選択を誤らせて、現実から逃げ…

ウグイスの鳴く時、 　彼女は、 　死ぬ──。 　「私───が嫌いなんだ」 　真冬のある日、七瀬は少女と出会う。 　暖房が効いた病院。入院する予定になった…

炬燵に纏わる怪異譚…

二〇二〇年十一月。今年も書けますように。

※※※　テーマはアレですが、笑ろとけ、笑ろとけ。　※※※ 【ブラック企業とは奴隷制度が横行する異世界である！！】 異常な労働時間。 デスクワークなのに暖房、冷房すら使えない労働…

「僕は、夏は好きで嫌いだ」――今日の夏は、まさに『殺人的猛暑』。死に至る外気となった東京は、地下へと引きこもり、室内調節設備に管理される街となった。つまり、冷房・暖房が苦手な人間…

男女問わず社内の憧れの的となっている先輩。そんな先輩とどういうワケか付き合っているボクはその日初めて先輩の家を訪れた。 けれど自他ともに認める仕事人間の先輩の家はベッドすらない有…

実家の居心地が悪く、学校の近くで一人暮らしをしている蒼井凛の家に転がり込んだ冬見稜季。そんなふたりが笑ったり、怒ったり、ちょっと泣いたりするお話です。

　仕事をひとつ終わらせた、その帰り道。小さな村に立ち寄った魔法士ラドミラは、偶然、知り合いの魔法士ペトラと出会う。 　村人たちから「冬眠するはずなのに冬眠せずに村を荒らしている」…