「晩春」を含む小説

全５話。 明治１７年の晩春。 久我山広道は料理番の伊予とともに、常城神社を訪れていた。 本編を読まなくても問題はありません。今回は鷹一郎さんたちは出ません。 ★神津地図（但し現…

はじめまして、アヤメノと申します。ご覧いただきありがとうございます。 第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首部門への応募作品です。

一匹狼の強盗は、ある夜にひとりの女と出会う。 　この作品は作者当て企画参加のため、主催者風白狼が代理投稿を行い作者名を匿名化しています。企画終了後に作者名の公表を行います。 作…

短歌は俳句ほど季語にこだわらないと思いますが暖かい季節ならではの虹という語が入っています。

――これは突拍子もない言葉から始まった物語。 いつもならどんなメッセージも既読無視する少女がスタンプを返してきた。 そんな事実が『会いたい気持ち』を増幅させる。 少女と知り合…

晩春の夜に友人が零した一言から、垣間見えるものに不意討ちのように遭遇する話。

普通のフリーターである夏芽ひいろは、何に対しても関心もやる気もない日々を過ごしていた。 しかしある日、現在の職場である大学がテロ組織に襲撃され、日常は崩れ果てる。 「ひーちゃん…

先輩と後輩の話。ここでは多くは語りません。 単話ですが、「電信柱の話」と同じ舞台です。いずれ繋がります。 なお、この話は阿部芙蓉美さんの「なみだは乾かない」の解釈小説でもありま…

正和3年(1314)晩春の頃。遠江国池田宿に立寄った“人狗”紀政綱（きの-まさつな）は、旧知の歩き巫女・麻乃に再会する。宿に住む武士から女の幽霊に関して相談を受けた政綱は、麻乃を…

　晩春、高校三年生のユウと主人公の話。 　誤字脱字等、素人なので悪しからず。広告はつけてません。 　4000文字のショートです。

※　初回公開後、第１話を差し替えております。不手際をお詫びいたします。すみませんでした。 ※この作品は二次創作です。 昭和二十×年初夏晩春。武蔵野の楢林に建つ洋館「松濤邸」で起…

虹始見──雨の後、虹が見え始める。 七十二候の十五番目で、二十四節気・清明の末候にあたり、 晩春、４月15日から19日頃に相当する。 そんな季節にちなんだ、他愛ない虹のお話。

自堕落な生活を送る大学生の私の元に、友人であるＯ君がたくさんの安酒を持って訪ねてきた。 やがて私とＯ君は「青春」について語り始める。 ※四千字程度の短編です。

少年と少女と、青春か不可思議かエブリデイマジック。そんなものをつめこんだ短編集。 ◇咲かないさくらを育てて、十年。晩春、その子を身籠もった。 　　　――『私のまぶたに背信を咲か…

咲かないさくらの子どもを身籠もった少女と、彼女に恋をし続けた樹木の、およそ十五年に渡ってはなひらく、架空現代の異類婚姻譚。 ‪前日譚にあたる、「小指をからめて息をする」 （ht…

【Florally－最強の将－序章】から【Florally－四将伝－】を経て描かれる決戦の章。 ある世界、中世の文明。 大帝国が遠西から支配を伸ばしつつある乱世。 まだその脅威…

ある世界、中世の文明。 大帝国が遠西から支配を伸ばしつつある乱世。 まだその脅威が届かぬ極東の地に、三つの小国が存在した。 ダナス王国 レストリア王国 サイゴン王国 建国より百年…