「昔話 神様」を含む小説

冬樹 トーコは13歳の女の子。 中学進学を機に両親の仕事の都合で、それまで暮らしていた生まれ故郷から離れることになってしまった。 人見知りのトーコは、新しい環境に馴染めず、中学で…

変な話しから怖い話しまでなかったようであったような昔ばなしの掌編です。

夢月七海さまの自主企画「同題異話・九月号　　黄金林檎の落つる頃」参加作 その実を口にすればたちどころにどんな病も治るといわれている林檎の木がありました。 王様の大切な一人娘が重…

むかしむかしあるところに、神様に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、精霊に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、人間に愛された青年がいました。 す…

訳あり達が集うシェアハウスたそがれ荘には４つのおかしな、彼らにとっては必須の決まりごとがある。 　一、過干渉しない事 　一、朝食は食堂で食べる事 　一、婚前交渉は敷地外で行う事…

ある山中の湧水のほとりに、一柱の姫神様がお住まいになっていらっしゃいました。 姫神さまの愛するササユリ野原。 そこにある日、一人の村人が迷い込みます。

スキルも神様も、レベルも魔法もあんまり関係ありません。 とある土曜日、友人たちでよく行く小料理屋に集まって昔話、そんなところから始まる学生時代のお話です。 一章　さけのみよにん…

とある世界では、物語ＲＴＡという現象が発生していた！ これは神様が戯れで作った異次元空間に連れ去り、ＲＴＡさせる事！ とりあえずクリアすると元の世界に戻れるのだが、時間は戻らない…

いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。 意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。 「どこ。どこ。ここはどこ？」と自…

昔々あるところに、ノーキッズの王様と王妃様がいました。 ふたりはとても子供が欲しかったのですが、できませんでした。 そして日々嘆いていると、神様から近々子供を授かるというお告げを…

仕事帰りに居酒屋に寄った僕は偶然神様に出会う。らしからぬ酔っ払いの神様は、悲しみを訴えて、昔話を始めた。それは、人類の危機と解決、神様が力を失ってしまうまでの壮大な物語だった。

ある日、食べすぎでおなかが痛くなった西の山神さまは、通りかかった兎神さまに薬を作ってもらうのですが……

オレンジ色の喋る鳥、R.B.ブッコローの出生には切ない秘密が詰まっていた。 幾度何度も世界を巡る、ブッコロー最初の物語です。 ※この小説は「有隣堂しか知らない世界」R.B…

　なぜ月にはウサギがいるのでしょう。それにはちゃんとした理由があるのです。 　これは神様にお仕えする十二支たちのお話。その中でも今年は卯年ということで、ウサギさんが主役です。…

　母親の入院した病院の屋上で、昴は自称神様と出会う。少女の姿をした、自称神様は、彼に願いごとを叶えてあげると言う。 　昴はそれを信じられないまま、今日も少女との邂逅をする。 　七…

権兵衛の娘、ましろは行方不明になり死亡したとされた。月日が経ったある日、山に入った権兵衛はおむすびを落としてしまう。追った先の穴に自分も落ちると、そこには死んだ筈のましろと夫の鼠…

昔、昔。一本の桜の木がありました。 小さな村の、とある昔話。 ＊この作品は、学生時代に私が作った物語を再話した物になります。

　とある「夕立」をお題とした短編コンテストの応募作として書いたものです☆ 　前回に続き、「本当にあった怖い話」の再現心霊ドラマ風の一人称文体で書いてみた6000字強の心霊ホラー…

ちょっとした童話風な話です。

神の似姿である彫像を作ることを生業としていた石工は、ある日、他愛もない、農夫の娘に恋をした。だが、彼女は、神への供物として、山に捧げられてしまう。彼は娘を取り返すため、霊峰への登…