「明晰夢 現実」を含む小説

カクヨムコンテスト10短編　応募作

最後の戦いを終えた魔法少女"九条晃"は、苛烈な闘いの日々がストレスとなり悪夢ばかりを見るようになった。悪夢障害と診断され抗うつ薬を服用しても効果を実感できず、色々と調べ物をした末…

小学一年生のアサヒは、夜ごと繰り返す怖い夢に悩まされていた。そんなある日、彼は母親から"夢の中で使えるお金"を貰う。 「夢で何かに襲われたら、これでボディガードを雇いなさい」。 …

　「自由に生きたい。」「みんなと同じように生きたい。」「愛されたい。」 　そう考えるのは二十歳の大学生、古賀大河。 　彼は幼い頃から病気によって一年の大半は入院生活や自宅療養…

　人前で話すのが苦手な少女ミアは、夢のなかで借りた髪飾りを現実に持ってきてしまった。 　返すあてを探して、明晰夢科学研究所という怪しげな場所へとたどり着く。 　猫屋敷に住む少女…

華輝の国にはとある噂があった。 　その噂は夢の中で未来を予知し、その街に降りかかる問題を解決する少女がいるというものだった。 　やがて、その噂は皇帝の耳にまで届き、少女はその能力…

ある日不思議な夢を見た。 ファンタジーな世界で俺が勇者と呼ばれている夢だ。 どうやら魔王とやらをシバキに行く旅をしているらしい。 面白い夢だったが、どうせ一夜限り。 そう思ってい…

著者が見た夢の内容を、覚えている範囲で綴っていきます。 夢なのでぶっ飛んでいたり、合理性や論理性がない場合も多々あります。 見ようと思って見られるものでもないですし、起きたら…

「今日で最後だよね」 「うん。明日引っ越しだよ」 　僕たちが付き合い始めたのは高校一年生の秋。 　そして僕が転校することになったのが高校二年生の春だ。 「大丈夫だよ。現実で会えな…

これは夢だ。 僕は現実を忘れていた。 だから僕はきっと現実に未練のない人間なのだろう。 ※第五回こむら川朗読小説大賞参加作品

※本作には戦争に関する描写が含まれています。閲覧の際はご注意ください。

南 加苅は娘と搭乗した旅客機の中で墜落事故に遭遇する。 助かったはずの加苅だったが、彼は夢の中で墜落中の機内にいた。 どちらが現実で、どちらが夢か。真実に気づいた時、彼が取った選…

　人は誰だって夢を見る。悪夢、予知夢、明晰夢、警告夢······。 　しかしながら、そのどれもが現実とは関わりつつも、どうしたって現実での出来事足り得ない。夢で見たものは全て虚構…

本当に大切で手放しがたくて何なら胸の内に仕舞っておくべきでそれは幾らなんでも外に出すべき感情ではなくてけれど表向きは否定的でだから暴走して結果忘却してて理論的で事務的で無関心でい…

頑張っている夢、逃げている夢、楽しい夢、怖い夢。 夢には色んな種類があります。 ここでは、そんな非現実的で不思議な夢の内容を お届けしたいと思います。 短編集となりますので、気…

　高校二年生の楽人は現在不登校だ。現実逃避をするように、毎日「明晰夢」の世界に潜り続けている。その日も楽人にとって平穏な時間が過ぎるかに思えたが、楽人の「サポーター」であるサキ…

　夢って不思議ですよね。観ている人は同じなのに、「シュールレアリスムの塊みたいなもの」から「パステルカラーにまみれたメルヘンチックなもの」までバラエティー豊かなのですから。 …

どんでん返しの王道と言われれば、その通りと言わざるを得ない作品です。 ここは楽園『地球』。完全なる我々AIによる統治が進み、国境も人種も言語の壁もなくなった。何十年も前、ある学…

28歳のバイト戦士天野 司(あまの つかさ)は連勤最終日の帰宅後、不意に意識が沈む。 目覚めた先は見知らぬ森林だった、元来自分に無頓着な性格の上、化け物じみた切り替えの速さ故にこ…

主人公は現実的な男子高校生。 普遍的な毎日を繰り返している中、 不思議な明晰夢を見ることになる。 そんな時、ある少女に出会う。 彼女はとても明るく知らないことを沢山教えてく…