「日常の非日常」を含む小説

一話完結で短編を書いていきます。 『日常とファンタジーの境界が曖昧な物語』をテーマにした短編達です。どの話も、主人公は普通の人ですが、皆否応なしに不思議な世界に巻き込まれていきま…

よろしければ一読下さい。

現代にも口伝で語り継がれる恐怖体験は存在する。 怪談や都市伝説と呼ばれるその話の真偽は今も定かではないが、それらは人々を魅了し続けている。 都市伝説の魅力に取り憑かれた大学生達の…

退屈な日常を嫌う高校一年生、ミチル。同じような毎日に飽き飽きしていた彼は、そんな毎日を穿つ非日常を求めていた。ある日、同じ高校一年生であるナダラと出会い、二人で一緒に非日常を探す…

とある火曜日の夕方、僕が昼寝から目覚めるとそこは違う世界のようだった。

誰が為、語は紡がれん。 幾多もの『ヒト』によって紡がれる。異常で、奇妙なお話。 「人はそれを神と呼ぶ。真実は虚飾にまみれているというのに。」 ※本作品は一部、筆者の個人的な解…

肩書は大学生の不登校者。日常に満足しない日々を送る”ｒ”。性格は優しいぐらい。運動はまあまあ。何かにハマってもすぐには続かない。しかし、何とか立て直し地元で安定した暮らしを送る。…

物語の中心にいるのは、平凡な高校生・澄川蓮。彼はある日、自分の家族が実は地球外生命体であることを突然知らされる。彼らは地球の文化と生態系を学ぶために、長年人間として生活してきたの…

町田千尋（マチダ チヒロ）24歳は地方の会社で働く、平凡な青年。 彼女無し、一人暮らしの彼は友達もいない地味な「影」の生活を送っていた。 唯一の趣味はパソコンを使ってのネット…

引きこもりのカタルは決意の日に殺人計画を実行しようとする。そんな中で出会った謎の少女リーフとの人生初めての恋愛体験。ところが彼女はとてつもない闇を抱えていた。

普通な人々やそうじゃない人々や、はたまたそもそも人間じゃない皆さんが、 変わらない日常を過ごしたり、非日常に迷い込んだり、 ファンタジーのようなＳＦ（すこしふしぎ）のようなコント…

　自由奔放な友人、噂の探偵、変な神様や怖くない幽霊たちに振り回されていく。リアルにありそうでなさそうな話、なさそうでありそうな話。 　――秋斗は自身が通う大学に、女性探偵がいる…

おんぼろアパートに住む主人公の前に自称天使が現れ、とある契約を持ちかけられる。同時にグレーのスーツを着た怪しい男が訪問して来て……。そして、主人公は裏側を知ることとなる。

どこにでもいる普通の青臭い小学生、大野人良。クラスメイトから聞いた話によると、どうやら流れ星に願い事をすれば、願いがなんでも叶うらしい。それからのこと、大野は寝る前に空を見るこ…

　強い見鬼の力を持つ、十七歳の賀茂保憲(かものやすのり)は、陰陽寮の学生、陰陽得業生(おんようとくごうしょう)として、学業と仕事に日々忙しい。十三歳の少年、小丸(こまろ)は、その…

ある日の朝、起きると知らない女の子が俺の上に跨っていた。え、誰！？ 知らない女の子は俺の幼馴染らしい。妹や両親が口を揃えて言う。 いやいやいや、忘れた訳ではなくて最初から知らない…

平凡なサラリーマン朝永哲也に突然送りつけられた「箱」は、【７ＢＯＸ】と言う名のゲーム機であった。その「箱」を立ち上げた時から、ただのサラリーマンは戦士となり、自らの運命を自ら決め…

　上司に誘われて、斎藤は会員制のカフェ【狗カフェ（いぬカフェ）】に入会した。 　特殊なサービスによって、斎藤はストレスから解放されるのだが――。

“霊和”xx年。20××年6月6日午後6時。 夕暮れ。黄昏刻。逢魔ヶ刻。 兵庫県神戸市に、M9.9の歴史上稀に見る、未曽有の巨大地震が起こった。 死者行方不明者、合わせて数十万人…

仕事の帰り道、私は不思議な光を放つ「何か」を見つけた。 誘われるままに近づくと、そこには扉のついた大きな箱があり、中にはクイズ番組のボタンのようなものが。私は好奇心に抗えず、中へ…