「携帯端末」を含む小説

アブナイ組織〈トンチ・ブラザーズ〉の下っ端である俺は、組織の仕事そっちのけで、いつも『ド◯クエ』ばかりしている。今日も、遅めの起床。瞼が重たい。明らかにゲームのし過ぎだ。目を擦り…

異世界が身近な存在となって久しい。 高校生になると同時に与えられる携帯端末『ギア』のスイッチをONにすることで、その日見る夢の代わりに異世界で一日を過ごせる時代になった。 主人…

自然は天敵、文明は救い主、一番欲しい魔法はルーラ。 外界適応力がまったくないへにょへにょ公募勢・伊草の細々とした活動記録です。

　『超能力』や『超脳力』が、超心理工学《メタ・サイコロジニクス》という、西暦の『一周目時代』には存在しなかった、電子工学《エレクトロニクス》に代わるテクノロジーとして普及化された…

｜灰田空人《はいだあくと》は森の中をさ迷っていた。 エアガンを撃ちあうサバイバルゲーム（通称サバゲー）をやっていたはずなのに、いつの間にか見知らぬ場所にいたのだ。 森の中を歩くう…

ボクってば【凌辱】されるのがデフォなの？ 　お見合いをして婚約した少年・蒼屋キョウ。相手は裕福な年上の女性・喜多村マキナだった。 『身売り婚』──多額の負債を解消する手段として…

目覚めたら謎の場所に居た男、堂上誠司(どのうえ せいじ)。 困惑しつつも周囲を見て回ってみると、そこは全く身に覚えがない場所で、携帯端末などは無く、持ち物はライターが一個だけ。助…

2021年６月、全世界の携帯端末に謎のアプリが一斉ダウンロードされた。 １年後の６月１７日に向かってカウントダウンを刻む謎のアプリ。 ただの悪戯か、何かの予言か。 犯人も目的も分…

朝田朱音には、片手で数えられる年齢の時、二歳年上の『兄』がいた。 しかし、その『兄』は、「朱音のそばにいられない」と言って、朱音の前から消えてしまった。 去り際、二人で作った…

　機械に命が宿る、馬鹿げた話。手乗り人形の小さな携帯端末であるシパルという機械は、飼い主である占七という素敵な少年の手に渡るはずの日、神灘皐という悪い魔女の策略によって攫われてし…

クロノヒョウさんの第58回「2000文字以内でお題に挑戦！」で面白い言葉を見かけましたので、ワルノリしたいと思います。 オジサンの記憶が正しければ、これで合ってるはずなんだけど…。

　片川鳴鼓（カタガワナヅミ）はごく普通の日本人。家と会社を往復する日々を過ごしていたが、ある日目を覚ますと、森の中に落下した脱出ポッドらしきものの中にいた。同じく中にあったデバイ…

ひいおじいちゃんが子供の頃、死刑執行のボタンはたった三人で押していたらしい。 でも、今はアプリでみんなで一緒に執行する。 ――携帯端末で簡単に死刑執行に参加できるようになった…

ファイナルパートナー。人工ホモ・サピエンスを使った、仮想の配偶者レンタルサービス。携帯端末より口頭でオーダーをすれば、仮想妻は注文通りの仕事を実行しにやって来る。ちなみに生殖能力…

携帯端末の普及やSNS、掲示板などによって攻略の効率化が図られるようになってしまったダンジョン。昨今は「周回効率」だの「最速攻略」だのと、ダンジョン本来の緊迫した雰囲気を味わって…

　仕事で宇宙ステーションに行くことになった父についていくケイラは、シャトルの中にいた。手には携帯端末。友人に別れのメールを送る。シャトルは今、離陸のときを迎えようとしていた。 …

　ある日魔法使いとして目覚めた冬雨茶葉は、幼馴染の美堂叶以外の人間に自分のことを話さないまま、現代に迫り来る怪獣と戦う。 　その魔法は凄まじく強く、ほかの追随を許さないほどだった…

　カクヨム×ツクール短編コラボ企画用に書きました。 　ある時、謎の空間で目を覚ました『俺』は謎の怪異に理不尽に巻き込まれていく。手に持っているのはSNSアプリが1個インストールさ…

「何もかもに絶望した俺は、携帯端末で怪しい番号に電話した」 宣伝電話を取り続ける話です。

　意識不明の重体で病院に搬送された自分の女。 　最近何かに思い悩んでいる様子だった彼女の携帯端末を漁って出てきたのは、奇妙なゲームシナリオだった。 　現実世界に存在する人物をモデ…