「幽霊＆お化け」を含む小説

「この世に霊は存在します」 時の首相が実演と共にそう発表した日から、世界は変わった。 “霊に対する防護法”が国の評議会で採択され、霊災対策は国家事業へと拡大。 各地に霊関連…

訳もなく心が怯えている 背筋がざわめく ぞわっと鳥肌が立つ 心の中で、行くなと声が聞こえる なんでもない日常のなか なんでもない一瞬に潜むもの わからないが、いる。 薄闇のな…

父親が大罪人であることを知り、ショックを受けて家出した少年マルロは、街を恐怖に陥れている元凶である幽霊船に遭遇する。 恐怖で立ちすくむマルロに対して幽霊船の船員たちが言ったのは、…

職場が見つからず途方に暮れている就活生、新島梅兎。 そんな彼に助けを求めた飛頭蛮、轆轤は、助けてくれた礼にとある場所を紹介する。 そこは客の一人も見当たらない、見かけは立派なお化…

怖いものが大好きな活夏(かなつ)は、近所に出来たお化け屋敷に行く。 一人でお化け屋敷に入った活夏だが、そこで自分の名前を呼ぶ声がした。 不可解な出来事に驚き、原因を探る。 …

今から何千年後の日本。全ての生物は、量に差はあれど霊力を持つ。霊力は毎日血液と同じように生成され続け、霊力が尽きたとき初めて生物は死に至る。肉体に死が訪れても霊力が尽きない限り、…

この世の全ての残留思念や思念体と共感することができる「敷島優介」 容姿端麗の神社神主兼大学教授の「明屋仁成」 二人が所属する大学の「地域民俗学」サークルには今日も奇怪なものを解…

　引越しをきっかけに幽霊が見えるようになり、不思議な体験を積んで行くようになった。 　そして今まで知らなかった世界を知る事になり、恐怖し、驚愕していく。 　悩み、考え、自分なりの…

“町外れの山奥に、幽霊が営む温泉宿がある” “わたし”はそんな噂を聞いてその宿に行きました。 『夜な夜な何者かの話し声や叫び声が聞こえる』 『この世に未練を残した少女が寂しさ…

霊感体質の冴えない女子高生七美が、歌手デビュー。きっかけは、母が勝手に歌手のオーデションに応募してしまうことから始まる。歌手デビューし、女優としても活躍。そして、運命の出会い。霊…

俺の嫁さんはお化けが怖くて嫌い。だからお化けの存在を絶対に認めないのだが。

よく、神様とは「見る」ものではなく、「感じ取る」ものだという話を聞きます。 私はそういった神霊の類に関してはまったく疎いのですが、オカルト関係の話を集めていると確かに「感じ取る…

死んだ俺と幽霊好きの彼女との日常と非日常を描いた作品

日常の風景がお化け屋敷に変わる、avexの手がける音声アプリ「SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト」応募作第二弾です。 　最初は朗読型にしようと思ったのですが、やはりいく…

家族と共に夏休みに観光を目的として東京に来た弓馬 瑠華(きゅうば るか)は、昼間に回ることができなかった浅草寺に深夜向かった。そこには、人は誰一人おらず、心なしか廃れたように見え…

昔から怪談が好きだった僕が、農業高校に進学すると民俗学や呪物が好きな赤間。オカルトマニア兼化学好きな関田。霊感の強い神主一族の雨宮に出会う。 赤間のせいでオカルティックになってい…

母にも父にも見えない何かが、私の眠りを妨げる―― 「私」は一か月前からずっとある現象に悩まされていた。 それは夜中に私が眠っているとどこからともなく現れ、荒い鼻息を立てながら私…

埼玉県秩父市にある自殺の名所。湖に架かる古い吊り橋。 この周辺では過去に集団自殺が起きた事もあり、負の感情が集まる危険な心霊スポットだ。 いくつも霊の目撃情報があり、有名な怪談師…