「声 探る」を含む小説

あらすじ　　 （一章）　 　宇宙空間を凄まじい速度で駆け抜け、敵機を次々と火球に変えて行くＣＡＩ（機体制御用ＡＩ）アルテミス。 　宇宙ゴミの回収業を手伝っていた少年リオンは、偶然…

前作『処の境界』の続篇。 呪いの神社から始まった国主継承権復活。人形《ひとかた》に穢れを移し、呪いを掛けた者へと呪詛返しを行なったが、陰陽師、紫条 流の体には痣が残ったままだっ…

ままならぬ日々が重なったせいで失声症となり、声が出せなくなってしまった鮎川裕実。仕事も辞めざるを得ず、失業保険で彼女は暮らし始めた。 そんなある日、散歩の途中で、彼女は古書店「荒…

ある日息子の部屋を掃除していると、押し入れから物音がした。 　 ネズミ？　それともG？ 　 一人で開けるのが怖くて急いで居間から旦那を呼び、開けてみるが何もいない。 しかしその夜…

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。 未練から巫女に降霊を頼んだがうまくいかず、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告を受ける。 巫女の懸念は…

事故によって謎の声が聞こえるようになった少年、厄見傀人は声の正体を探るために庭に出る。そこで出あう木の葉によって自然を知ることになる

退屈な日々を送っていた三橋駈はいつもとは違う帰り道で偶然見つけた神社に立ち寄った。その脇には草木に囲まれた小道があり、気になった駈は足を運ぶ。 道の先には広い丘。そして、巨木が…

目を覚ますと放棄された宇宙戦艦のブリッジにいった。 自分の名前と断片的な知識しかない、少女「ナギ」。 魔法文明が宇宙進出を果たしたこの宇宙。 その宇宙においても異常な性能を誇る戦…

幼少期から実家の屋根裏で過ごす佐藤健太。ある日、古びたCDから聞こえる不気味な声に気づく。その声は助けを求めるものであり、彼の心に恐怖を植え付ける。健太はその後も声に執着し、その…

夏樹幸平はどこにでもいるごくごく普通の高校生……そう、友人にものすごくハイスペックな人間がいることを除いては。 そのハイスペック人間の名前は嶋村和也、ごくごく平凡な名前を持つ文武…

僕の婚約者であり最愛の彼女──クラリスの様子がおかしくなったのは突然だった。 昨日まで仲睦まじく過ごしていた僕達の突然の変化に周囲の人間は皆困惑した。 それはそうだろう、当事者で…

※ネタばれ注意 キャラ設定 主人公：名曲 一斗（なまがり かずと） 中学の入学式直後、呼ばれるように向かった図書室から異世界へ飛ばされてしまう 異世界を巡りながら探偵の真似事…

行方不明の姉を探し求める小学五年生のショウゴ。 ネットで読んだ「異世界へ行く方法」を試し、結果ファンタジー世界へと転移した！？ 本当なら勇者扱いされるはずが、現代怪異に呪われた彼…

「俺があなたを守ります」 それは、幼い頃に交わした約束。 人外のモノを引き寄せてしまう体質の少女、真白は、昔からある悩みを抱えていた。 それは自分の厄介な体質のこと……ではなく…

中学に入学したばかりのミチルは、学校生活がゆううつ……。 運動音痴でトロいミチルは、クラスメートの紗希ちゃんに、毎日イジられて、笑われているのだ。 「明日、学校に行くの、やだな…

兎の獣人ウルルは呪いの封じ子だ。 ウルルの一族、ブローフ族は千年まえに神の怒りを買い、強大な呪いを背負わされた。封じ子は一族から追放され、その役目を解かれるまで、故郷には帰れない…

　2022年初夏、来年には選挙権を得る柿谷要は「大人の自覚を持たねば」と考えていた。まずは大人びたことから始めよう。 　そんな学校の帰り道、シャッター通りを歩いていると、一人の…

◇あらすじ◆ アドレアの諜報員、エリック・ウォーカーとリチャード・テイラーの二人は反政府組織のアジトに潜入し、敵国ベノス介入の証拠を探るが……。 ※　本作は元々声劇用に書いたシナ…

ある日起きたら警察が来ていた。 前日の夜の記憶がない お酒で全く記憶がない 俺は一体何をしたんだ。 色んな人から声をかけられる 昨日の俺は何をした！？

とある研究機関に勤める鈴木は、夜道で何者かに襲われる。 その正体を探る間もなく、彼の命は終わりを迎えようとする。 しかし、助けを求める声は届いた。 白杖を持った青年に。 なにか…