「取調」を含む小説

信仰高校3年翼元鬼沙羅（つばさもときさら）。 「彼、どう思う？」 「さすがにクロ」 「ああ」 取調室には、高校3年にしては少し小柄な少年が座っていた。

警視庁内部で繰り広げられる誘拐犯との頭脳戦。犯人はうそぶく、「警視庁を崩壊させる」と。 新潮ミステリー大賞予選通過、警察小説新人賞予選通過作。 「理系警視」シリーズではありますが…

ある日、私にM警察から電話が掛かって来た。 犬に襲われた件で話が聞きたいから来て下さい、との事だった。 面倒な事は早く済ませたいので私とおいたんはその日の内にM警察に行く。 しか…

ある夏の日、妻子と近隣住民たちを殺害した民俗学者の男。 彼が取調室で語ったこととは。 2000文字ほどで読める1話完結の短編です。 【ミドクサマ裏話はこちら（近況ノート）】 …

取調室に二人いる。一人は刑事。一人は容疑者。 刑事が容疑者に突き出すのは、決定的とも思える証拠、指紋。 容疑者に一致したと告げ、自白を待つ。 容疑者はいくつかの質問を刑事に対して…

陸軍大将が暗殺された。軍の裏切者を粛清する任務を負ったエルンストとレンツは、取調室で護衛隊員のデューラーと対峙する。 三人は士官学校時代の親友同士だった。 冷徹なレンツと違って、…

アンドロイドと人間の、女性同士の同性婚。二種族の融和を示すその結婚式場で、世界最高のアンドロイド、Ph_10ny（フィオニィ：通称フィオ）は花嫁のミアを惨殺した。 しかしアンド…

聖華歴８３４年、デンバー遺跡群で行われた戦役が始まったばかりの頃。遺跡群から少し外れた森の中で、リヒトは彷徨っていた。 　森の中で出くわした謎の集団に捕らえられていたのは、一糸纏…

無実の罪で取り調べを受けている俺には目的があった。それはかつ丼を無料で食べることだ。そろそろかつ丼が来るかとおもったら、それはケーキだった。

ゾンビパニックのなか、命からがら警察署にたどり着いた少女。 助けを求める彼女に対し、「感染者では」と招き入れることを渋る署員たち。 そんななか、ひとりの婦警が進み出る。 「わたし…

証拠とは殺意の残滓だ。目に見えない殺意を読み取り秘密を暴け。 新人刑事、水沼桐子は理解不能なストーカー殺人に挑む。大量の盗撮写真、雨の夜の通り魔、路地裏の死体、取調室に仕掛けられ…

20XX年、青い星の某島嶼国。 国家財政に占める社会保障費の割合が3割に到達。 政府は財政の火の車を止めるために、 火を消す財政消防団を作ろうと画策する。 医療・介護の不正行為…

記録官は見た！　 天才取調官の一部始終を……

【短編2本立て】 　母が自殺した。……どうして？ 　その真相を、聞きにいこう――あ、でも俺が死んでからね。 ――「50年後に質問を。」 　通り魔なんかよりもよほど危険な男がい…

日曜日の昼下がり、伊豆の別荘で休日を別荘で過ごしていた富豪がバラバラの遺体で発見された。 検視の結果、驚くことに両手、両足、胴体、そして首の６つの部位がそれぞれ別の人物であること…

　2045年、近未来。 　監視カメラとサイボーグによって要塞化された東京都国立市。 　自堕落な生活の果てに大学を中退し探偵になった主人公、潭澤 澪（ふちざわ みお）。しかし探偵…

「ハロワで仕事を探すって、命がけ」この話の主人公、40歳すぎの大学院卒男なツバキなら知っている。ハロワの職員は、皇帝だ！レトロな戦いで、勝てる相手なのか？世代間ギャップな、謎空間。

人には、誰にも言えない秘密がある。 そんな秘密を調べるのが、〖アルカナキューブ〗。 人の心が、徐々に紐解かれていく。

先日、夢で見た話を忘れたくて書きました

半グレの抗争に巻き込まれた少女と彼女から話を聞く婦警。 ただ事情を聞くだけだったはずが、思わぬ展開を迎えて。