このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(256文字)
舞台は現代_φ(・_・拘置や司法手続き等の描写が精巧で、臨場感があります。内容もおそらく作者様の嗜好がたっぷりと反映されている為、好みは分かれると思いますが、ミステリーやサスペンスをまったく読まない私には新鮮でした٩( 'ω' )وミステリーやサスペンスが好きな方の評価が見てみたいですね。
とても面白かったです。登場人物がとても魅力的です。特に砂川氏の静かで知的な、どこか悲しそうな雰囲気がとにかく魅力的です。セクシャルな内容を含んでいるのに、全体の雰囲気がとても品があって、全く不快に感じませんでした。サスペンス要素もとても巧みで、確信に迫っていくまでの経過が意外の連続でどんどん先が読みたくなりました。謎解きと砂川氏のキャラクターのお陰か、人間ドラマに引っ張られ過ぎない、読み応えのある作品でした