「創作妖怪」を含む小説

道登法師とその弟子制多。流浪の旅を続ける師弟は、真夏の山村を訪れていた。 山村の尼寺で住持を務める尼僧から、道登は助けを求められたのである。 驚いたことに、山村は日照りが続いたか…

担当する事になったウェブ小説作家は、 気持ち悪い異様な男だった……。 男は、自らの創作論を得意気に語る。 「趣味であれば好きに書き、好きを詰め込めばいいのですね」 「自己満足で…

　山の神はフブキに6歳になったばかりの妹(コユキ)を明日一人前の雪女として試験すると告げる。反論するフブキの言葉は届かず神は目の前から消えた。妹に試験の事を伝えると本人は「姉のよ…

雪女の幼馴染である雪乃との帰り、バス停で待っている時に彼女は唐突に名前について喋り出して……

就活中の女子大生、木崎蓮はある日不思議な喫茶店を見つける。 純喫茶ものの怪。 そこは妖怪たちの集う一風変わった憩いの場。 様々な妖怪たちとの出会い、連はこれまで触れてこなかった世…

全員が別の意味でドキドキしている男女四人組のお話。

夏の終わり、暇を持て余す女子高生が新宿で不思議な目を拾う。山手線で目隠しをした幼女に遭遇し、彼女との奇妙なやり取りが展開される。

第二次世界大戦中、アメリカ兵のジョン・サリヴァン中尉は、空中戦の末に謎の雪に覆われた島に不時着する。未知の島で彼が出会うのは、怪我を負った不思議な女性。彼女と共に、島の奥へと進む…

町の化け猫屋敷にあらわれた謎のおっさん。彼は化け猫たちに俳句を教えて「師匠」を名乗りだす。ある日、師匠は、東北をめぐる聖地巡礼に出ると話す。猫たちは師匠が無事に帰れるのか心配する…

正体を隠していた人食いの化け物が、その秘密を知られてしまった。 小説家になろうにも投稿しています。

山野洋子は、学校生活に恋愛にと、楽しく青春を謳歌する高校生。 洋子は体育祭が終わった後、彼氏である水島くんと一緒に帰ることに。 爽やか敬語男子の水島くんは、いつも洋子にトキメキ…

身よりのない男の子が我が家にやって来た。 だけどその子は、情緒不安定らしく、何も無いところで叫んだりするそうだ。 ちょっと不安になっていた時、彼の部屋から切羽詰まった怒鳴り声が聞…

　町の中をふらふらしていた座敷童子の女の子は、ぬらりひょんに勧められて、やっとある家に取り憑く。そこで一人暮らすおじいさんと変わり映えのない毎日を送っていたが、ある冬の日に……。…

身動き取れないほど満員の通勤電車に乗った私は、ワイヤレスイヤホンを片方落としてしまう。なんとかしゃがみ込んでイヤホンを拾おうとしたその時、何者かの黒い手がそれを奪い去っていった……

憧れの女性を食事に誘ったけど、サイゼリアはありえないとふられました。傷心の僕はたまたま見つけた結婚相談所に入会することに。そこで尺菜毛八千代という背の高い和風美人を紹介される。な…

空が血に染まった赤い夜。少年は孤児院の前に捨てられていた。その少年の名はギルガメス。生まれながらにして呪いをその身に宿したギルは、体力に恵まれておらず、運動も大の苦手。しかし、一…

私、錦結衣は、学校には友達のいない、所謂ボッチ。 その理由は、私には妖怪が見えるから。 昔、妖怪が見えると騒いだせいで、学校のみんなからは変なやつ扱いされ、見事に孤立してしまい…

　もとは「雨よ降れ」がテーマのとある短編コンテスト応募作☆ 　お題の「雨よ降れ」っていったら、もう〝雨乞い〟しか思い浮かばんだろう？　…ということで、そこから妄想を広げてみまし…

※明らかにとある作家さんの文体を模倣してるじゃないか、というツッコミは無しでお願いします。 とんでもなく個人的な好みにより、第四夜をがっつり変えます。かなりマシになると思うので、…