「優しい幽霊」を含む小説

「だけど私、帰る家がないから」 ほらね。と彼女が指差した先に、そこにあるはずの彼女の足がなかった。 優しい幽霊と僕の恋のお話。 /毎日18:00更新予定 X : @skysh…

　幽霊、オバケ、不思議な存在……。 　それらを見る、感じる人たちの身近には、こんな体験があるのかも知れません。 『見える人』と呼ばれる人たちにも、色んな見え方や感じ方があるんで…

　一話完結で、幽霊が語っているタイプのショート怪談集。 　とある寺では、幽霊たちによる怪談会が行われています。 　この世に残らずにはいられない幽霊たちが、自分の苦労を話し、他の…

　「私」と心優しい「幽霊」の生活。でもそれは、表面上の話。実は危機一髪な状況は、今なお続いているそうだ。 ※「『カクヨムWeb小説短編賞2023』創作フェス」における第2回のお…

一年前に山際のとある住宅街に引っ越してきた堤幸太郎、十七歳。 彼はある晩、初老の幽霊から祭りに誘われた。 その祭りは五十年前、山津波にのみこまれた小さな村で行われる予定だった。 …

主人公が子どもの頃に恐れていた、幽霊みたいな女性の話。

　章ごとの読切りです。 　幽霊や妖怪にも優しい少年たちの不思議な日常、第２弾。 　どんな願いも叶うという都市伝説(村伝説)の『不思議屋』で、少年たちは中学で同じクラスになるとい…

全ての幽霊が怖いわけじゃない。 中には優しい幽霊もいるんだよ？ 信じてほしいなー？

私は幽霊になってしまったみたい。 ぷかりと浮かぶ、すけすけの体。何これ。 しかも目の前にいないはずの(婚約破棄してきた)男がいるのだもの。 絶対にこれは死んでしまったんだわ。 ま…

恋人の藍とは結婚の約束をしていたのだが、俺は先に死んでしまった。 しかし、奇跡は起こった。どうやら、俺はまだこの現実世界で藍の為に何かができるらしい。 ならば、彼女が俺以外の奴…

ごく普通の女子大生、柑菜の部屋にある日中年男の幽霊が現れた！？ なんだか頼りない彼を成仏させるため、奔走する柑菜の不思議な数日間。

鳳爽良（おおとり そら）は強い霊感を持つが、そのことを誰にも言えずに生きてきた。 そのせいで新卒で入った会社を早々に辞めることになり、唯一の友人は、顔は良いが無口で何事にも無関心…

ある学校で、〝ラブレターの幽霊〟と呼ばれている幽霊のお話。 感想って、ラブレターみたいだと思いませんか？ ※掲載先：小説家になろう、カクヨム

３・１１の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。７年目のケジメをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろ…

なかなか友だちができない中学１年生、浅野旭。 そんな旭が学校で出会ったのは、幽霊の美幽センパイだった。 しだいに美幽センパイの優しさに惹かれていく旭。 やがて二人は友だちとなり、…

東原亜紀は、過去に事件に巻き込まれたことから、幽霊が見えるようになる。 これは、亜紀が佐倉沙羅の母親の幽霊と出会うところから始まる、怖くない幽霊の物語である。 「東原亜紀、幽霊…

十回続いた「競作小説企画　夏祭り」の第７回から第10回まで参加した作品たち。夏を舞台にした様々なジャンルの短編小説集です。 　第一話　これまでと　これからと（現代ドラマ） 　第…

　楽しい筈の夏休み、突如の奇禍により人の営みが壊滅した孤島で、ひとり残った少女は『死んだ叔父たち』と共に暮らしていた。 　標本室で蝶と鉱石囲まれ彼女を待って眠ってるきれいな死体…