「不思議な日」を含む小説

この話はsasakure.UKさんの楽曲「君が居なくなった日」から着想を得て書いた短編小説です。さらっと読んで頂いて誰視点の話かを推理してもらえたらなと思います。

白い猫がいた。どこかの家の軒先から風鈴の音がする。アスファルトが強い日差しに晒されていた。遠くに逃げていった猫がぼやけていくのを女は見ていた。

転校続きの“ワケあり”女子と、自由に生きる“クセあり”男子が紡ぐ120日間。 ちょっと笑えて甘く切ない不思議な物語。 1999年、燕が舞う初夏から、旅立つ夏の終わりへ――。 す…

KAC20251 お題「ひなまつり」

THIC参加作品。カクヨムコン短編にも応募してみました。 勢いで書き上げたため、誤字脱字展開のアラなどは見つけ次第修正しますが大筋は変えません。 　生死問砥石という女の子が、ある…

先日本当にあった体験談。ノンフィクション・ホラー、あるいは少し不思議な物語。短編ですのであらすじはありません。 ※カクヨムコンテスト10【ホラー短編部門】参加作品。 2025…

暮らしの描写と適当なウソ。

私、山根小雪（やまねこゆき）は猫をこよなく愛するアラサーOL。 猫の日の次の日。 朝起きるとあらゆるものが「猫っぽく見えて猫になる」現象に襲われてしまう！ 猫LOVEとんでもス…

不思議な場所に迷い込んだ「男」の運命やいかに。 懐かしの「週刊ストーリーランド」にでもありそうなショートストーリーです。 今年もなんとかKAC一作。皆勤目指すぞ、おー！

一話完結短編。 憧れの人に思いが届かない、と知った日、私は奇妙な出会いを果たす。 髪も髭ものばしっぱなしの、自称落ちぶれベーシストさん。 ふられた直後の、きっとまともじゃない精神…

中学生の真実《まみ》は新年度から何かを始めようと不思議な日記帳を買った。 そしてその当日、日記帳を使ったまじないを知る。 まじないの効果はテキメン！ そんな日記帳に振り回される…

城浦美奈子は毎日、日記をつけるのが習慣。 家族にも友達にも話せないことも日記帳には書く。 買ったばかりの日記帳は不思議な日記帳だった。 日記を書いた次の日、占い師がくれるようなア…

目に焼きつくほど赤い夕焼けを見た時考えることがある。今日どこかで魔女が死んだのだと。 「私はね、もうすぐ魔女になるんだ」 それは高校時代のある思い出に由来していて、彼女と過ごし…

「ねえ、ユリウス。ふたりで逃げちゃおっか。誰も来ない、どこか遠くの世界に」 曇り空に流れ星が見られた不思議な日。 どんだけ遠くに逃げたって、どんなに目立たない場所に逃げたって、…

ありがとうは伝えられない。 それに代わる言葉を探して。 見つけるまでに、こんなに時間がかかりました。

主人公はとあるタクシーへと乗り込んだが、 運転手はリスク中毒のかなり危険なドライバー。 意味のないカーチェイスが繰り広げられる！ ↓前回の投稿↓ 『草生えすぎてwwwwww…

久しぶりにきた海で僕は彼女に会った。 情景描写にこだわった、不思議な夏のある日の話。

うるう年が誕生日の女子高生が、通りすがりに告げられる。 「四年に一度の幸運に恵まれるよ」と。 どんな幸運が彼女に降りそそぐのか。 ＊KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・…

2100年2月29日にグレゴリオ暦が殺された。何を言ってるのか分からないと思うが私だって何を言っているのか分からない。だがどうしたことか今日は2月29日なのだ。

なにをしても上手くいかない主人公は、 点に向かて自分がもっと認められる世界を願った。 そして、願いが聞き届けられた世界では……みんなポンコツ！ ↓前回の投稿↓ 『ああ、ロミ…