「コンコン」を含む小説

未知な世界への旅、ちょっと出かけてみませんか！

神に仕える狐が結婚式から逃げ出した。そこに運悪く巻き込まれた北木と絵里。晴れの日にコンコンと何が降る？ ※移動により表紙等、イラストがなくなっております。

伏見稲荷をﾓﾃﾞﾙとした狐の稲ちゃんの毎日。携帯版です。ｼﾞｵﾛｸﾞで執筆していました．

部室の中で一人きり、静かに勉強をしているとコンコンと扉をたたく音がした。 その音の主を確認すると、相手は一つ年下の後輩。 友人というほど親しくもなく、知ってる人というのが適切なく…

　私が語るのは、修学旅行の記憶でして、今となってはよい思い出です。 　N県のある古ぼけた旅館。色彩豊かに草花が飾られていても、薄気味悪いところです。今はもうありませんが、しかし…

「見てみて！流れ星がいっぱい！」 「そうだな。流れ星に願い事をすると叶うらしいぞ」 「えぇ！じゃあ早くお願い事しなきゃ！」 るなは目をつぶり「むむむ…」と星に願いごとをする。 「…

「ああ、あのうちには、おっそろしい害獣がいますよ。嫌に固い体のネコが台所で丸まってアマリリスを狂ったように歌っていたんです。びっくりぎょうてんしてあわててうら口から出ようとしたら…

薄暗い部屋に青白く光る一台のパソコン。その正面にはヘッドフォンを付けてキーボードを叩いている男がいる。それが俺【天野　司】(アマノ　ツカサ)である。 俺は大ヒットとまではいかな…

　雪の音を聞いたことはありますか？ 　あるのなら、 　 　教えてくれますか？ 　 KAC20246 　

昭和50年（1975年）、家庭教師として訪れた名家で1人の少女と出会う。 「私は籠の中の鳥。決して自由に空を飛ぶことの出来ない哀れな鳥なのです」 儚げな少女の言葉の意味とは。…

　とある神社に突如現れるという「よろず屋コンコン」。死を決意した者が辿り着く最期の場所。店主のコンコンさまは気まぐれな真っ白なお狐さまで、コンコンさまのお眼鏡にかなえば、どんな願…

一人の少年は、幼馴染であった少女に生きる理由を与えた。

夏の暑い日。 母親にバレないようこっそりとアイスを食べようとする女の子が居ました。 女の子は少しずる賢くて、とっても優しい女の子です。 ですが、日頃のつけが回って来たのか、不運な…

とある山の中の祖父の屋敷に調べる為に住み始める春乃野一家の長男、那谷。だか調べている途中に池へ落ちてしまう……だがそこは妖狐の女将、美夜が経営している宿「狐々屋」の入り口だった！…

入院して手術を受けることになった僕。 初めての入院ーー不安と緊張でいっぱいでなかなか寝つけない深夜に美人看護師（幽霊）がやってきて！？ 入院から退院までの数日間。「憑きっきり…

　ドライブ帰りの夜、山奥の「道の駅」で体験した恐ろしい出来事。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　急逝した祖父が長年経営していた「カミジョウクリーニング店」は閉店することが決まり、孫の上条千香は最後の客を見送った。１階が店、２階が住居のクリーニング店であり、クリーニング済み…

ある日、留守番をしていた私は、ノックの音を確かに聞いた。

私（以下、狐と称す）が恋愛に無縁なまま生きて27年経った。 ひょんなことから婚活を始める。 が！ 色々なことがストレスになり、趣味が真面にできなくなる程に追い詰められてしまっ…

　十七歳の時、生涯初めての恋をした。 　燃え上がるような想いに胸を焦がされ、彼だけを見つめて、彼だけを追った。 　しかし意中の相手は、別の女を選びわたしに振り向く事は無かった。 …