「クトゥルフ クトゥルー」を含む小説

　第一次世界大戦直後の神日本帝国（しんにっぽんていこく）。 　伝承学者を目指す青年 宮森 遼一（みやもり りょういち）は、大学を辞した後、秘密結社 九頭竜会（くずりゅうかい）に…

　大妖怪・玉藻御前の末裔にして半妖の青年、島崎源吾郎。 　就職先である雉鶏精一派を敵視する謎の妖怪・八頭怪一味との対立も激化していく。敵妖怪との陰謀と策略が渦巻く中で、全面戦争は…

『ポイント・ネモ』から始まった、太平洋プレートを回り込むように続発する「南太平洋連続地震」。原因調査のため、国際共同建造された海上機動人工島『ポダラカ』が大海へと向かう。 それ…

「毎日おいしいものを食べたい！」 　邪神だらけの島で暮らしているルカは、美味しい食事をささやかな楽しみにしていた。 　美味しいものがあるかどうかは置いといて…… 　美味しくな…

会社員の牧野慎太は、身の毛もよだつ怪異に悩まされていた。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、見知らぬ女、ワカバだった。

旧支配者の目覚めとともに即座に崩壊しうる薄氷のごとき世界の真実。神々の秘密に通ずる偉大な魔術師たちの智慧と力の代償たる凄惨な結末。邪神とともにある世界で宿命的に紐付けられたこれら…

　人材派遣の会社に登録しているので様々な街を訪れることが多いのですが、行った先々で古本屋を見つけるとついつい入ってしまいます――そこで見つけたのは古雑誌に書かれた、とある記事。ク…

※完結しました。応援やFAありがとうございます。次回作はそのうちに！ 七年前、悪夢のような村から逃げ出したひとりの少年は殆どの記憶を失い、優しい養父母と義妹に囲まれて平凡な高校…

タイトル変更しました。 クトゥルー神話の断章的連作です。

【結末までのネタバレが含まれます】 若手劇団員であるラルフはいつものように稽古場で練習をしていると、同じ劇団の仲間である御園の幼なじみを名乗る斎藤から、御園と連絡が取れない…

本作はフィクションです。実在の人物および団体とは関係ありません。

民俗学者の真田明は、古文書にあった一夜にして消えた村・影森村の謎に没頭していた。この禁断の洞窟に足を踏み入れるが、次第に不気味な囁きが奥へと誘う……。 【妖神（マガカミ）】 　…

邪神協会日本支部の本編とはかかわりの薄い話や、漫画にするのが難しかった話。

　羽山史織は遭難したところを正体不明の少女に助けられた。 　生きる代償は、死ねなくなること。 　そんなことは置いといて、ちょっぴり駄目なお姉さんと不思議な少女の奇妙な同棲生活が…

保護猫カフェで事件が発生した。 「店主が帰ってこない！」 ごはんの時間はとうに過ぎている。 腹が減ったので、仕方なく捜索に出る猫たち。 ささやかな事件が、不可解な事態へ発展してい…

これはクトゥルー神話の短編集。 背徳の信仰、禍々しき神々たち、忌まわしき宿命。 想定しなければならない脅威。 勝ち目のない恐怖。 わずかな、ほんのわずかな抵抗。

コピーの通り、ただの記録です。

⚠️このダンジョンには邪神が出ます⚠️ 斎藤アサヒは限界だった。ブラック企業を辞めよう。 そう思ったと同時に、ダンジョン探索者に戻る事を決意する。彼は5年前、深層のそのまた向…

アメリカ、ニューイングランド出身の魔女、ソーニャ・H・プリン十七歳は訳あって岡山県赤濱市にある年上の従兄、蔵人の宅に居候中の身である。ある日、『ネクロノミコン』の抄訳版を洗濯物に…

ミスカトニック大学附属図書館の司書、ナタリーはアーカム自然史博物館の冷たい棺の中で目を覚ました。悪い事に、彼女の上司であるコッポラ博士は狂気に囚われ、魔導書『ネクロノミコン』を盗…