「カクヨムコンテスト10【短編】 恋愛」を含む小説

あの歌を聞くと思い出す。 行かないで。 「ああ。行かないよ。待って。スープを作るから。朝ごはんはまだだったよね。今日は何がいいかな。君の故郷の料理にしようか。ねえどうする。」

　僕は雨が好きだ。 　雨が好きな高校二年生の男子、本日（もとひ）快晴。 　雨の日の放課後、教室でクラス委員の仕事を終えて雨をぼんやり眺めていると、自分によく話しかけてくれる女…

もしも、愛する人が、何でも言うことを聞いてくれるなら・・・ 「カクヨムコンテスト10【短編】」の「お題で執筆!! 短編創作フェス」、第10回お題から「命令」での参加です。 …

カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」のために執筆した作品になります。 お題は……【命令】 もう無理かと思いました本当に（笑） 結局『アルカ…

「貴女のことを、ずっと探していました」 　真昼の青空に花火が上がる。 　この感情を、言葉にするならなにだろう。 　お礼を言いたかった。 　この羽根について知りたかった。 　それ…

※完結済みです。 永遠の命を持つ魔女と、有限の命を生きる人間。すれ違う二つの時間の流れのなかで、彼女たちはどのような選択をするのか――。魔女認可都市エウレザードでは二十年に一度、…

両親の不和と姉への依存。追いかけ続ける影のその先で、彼女が見つけたものとは――。 ※1/28 文章を一部修正しました。話の内容に影響はありません。 ⭐︎カクヨムコンテスト10短…

カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」のために執筆した作品になります。 お題は……【10】プラス！『きみのとなり。』★100超え記念ということ…

「何で……私……こんな目に……会わないとダメなのよ……。もう嫌……。」 　タチの悪いクラスメイト達に脅され、悲惨な日々を送るクラス委員長の美少女――高嶺 葵（たかみね あおい）…

夏本番を控えた六月下旬に、一人の男子生徒が女子生徒に好きな人がいるかどうかを尋ねる。 その問いに少女は……。 どこか甘酸っぱい、ちょぴり照れ屋な少女の恋物語。

内気な女子高生の藤堂はクラスメートの高瀬からの質問に咄嗟にそう答えた。その曲は楽器が演奏されない沈黙の曲ともいうべきもので……。 沈黙の曲を聴く女子高校生の甘酸っぱい青春ラブス…

※閲覧注意！！ 残酷描写、若干の性描写、若干のホラー要素あり。 恋愛をテーマにしておりますが、ダークな要素が多分に含まれます。

【お題で執筆!! 短編創作フェス（お題：骨）　参加作品です】 鳥籠の鳥を、逃がしてしまったことがある。 突然の王位簒奪者に父である国王を奪われ、弟たちも殺された姫君。彼女を生…

カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」のために執筆した作品になります。 お題は……【骨】 ……なのですが、流石にこの話は本編を読んでないと？…

大岡山くんは隣の席の春野さんのことが好き でも陰キャな彼には彼女は遠い存在で…… そんなある日、彼女の家に子犬がやって来た その名は「しゅなぽん」 猫派な彼と愛犬しゅなぽん大好…

私、柳瀬心陽(やなせこはる)は、人の形をしているけれど、人じゃない。 幼いころから「人の気持ちがわからない」と言われ続けてきた。 感情も心も欠けた、ただの人形だと、そう思い込んで…

カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」のために執筆した作品になります。 お題は……【薔薇色】 こちらはカクコン10参加作品『アルカーナ王国物…

学年が上がり、仲のいい友達とは別のクラスになってしまった溝口鈴。 これからの人間関係のために、近くの席になった人たちと遊びに行くことにした。 しかし遊びに行く直前で忘れ物に気付き…

ある日、30年前文通していた相手から手紙が届きます。止まっていた心の時計が動き出します。これまで生きてきた人生をすべて賭けて、答えを出すまでの時間は二日間。あなたなら、その二日を…

　彼氏の事が大好きな私は大人っぽい彼に少しでも近づきたくて、少し大人っぽい格好をしてみた。けれど、「鈴香は小さいなぁ」と、いたずらっぽく微笑む彼。少し悔しくなった私は、「小さくな…