「イドラ」を含む小説

辺境伯とメイドとの間に生まれたイドラは、辺境伯の三男として領都コドラムで暮らしていた。 辺境領は外敵から身を守る、との名目の元、王より封土を賜っていたので、武芸を奨励し貴族が率先…

自分自身の性格が強すぎるあまり、時に現実を歪める超能力として表出することがある。僕を助けてくれた恩人から、そんな超能力を「重心《イドラ》」と言うのだと教えてくれた。 羨ましいと思…

完結済みです。番外編をたまに投稿します。 【第一部】 大陸の果てにある小さな村で暮らす少年、イドラは外の世界に憧れていた。しかしイドラが十歳の時に天から賜った天恵、ギフトは紙のひ…

妖精竜の幼体トーイの同行者である〈漆黒の魔術師〉・〈邪神の黒幕〉等の異名を持つ伝説的な魔術師イドラは、人助けには興味がないが好奇心旺盛で、知識欲のまま旅をする。ふたりの旅路に待ち…

ネガツイをするためにSNS「Y」に登録されたアカウント『なな＠XXXXXXXX』は、画面を通した人間関係に翻弄される

女手一つで育ってきたボクこと天羽奏(あまばかなで)は経済的な理由から国立大学を目指すも落ちてしまう。そのショックで茫然自失となり、塞ぎ込んでいた。 そんなある日、少しでもお金を得…

研究一筋の晋也、理屈では証明できない、そんな人間のイドラを証明したい。

昔々、啓蒙主義の時代。フランシス・ベーコンさんは、こんな事を語りました。全ての人間は、イドラと呼ばれる落とし穴にはまって出られなくなっている。イドラから脱出しなければ人間は進歩し…

［あらすじ］ これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を…

［あらすじ］ これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を…

かつて人間種という種族を人為的に進化させるため、とある森のとある研究所で非人道的な人体実験が行われていた。そうして、唯一の力の適合者であった少年がイドラ。……彼はその最強の力をも…

　伯爵家の娘であるアリアは、婚約者からある日突然婚約解消を言い渡された。何故か彼女は王命により別の男に嫁がされることになったのだという。 　彼女の新たな相手は、辺境伯の息子で異民…

「あぁ、また失敗した」そう言って男は、世界を巻き戻す。 彼女を真に助けられる、その時が来るまで――。 ※『数千字以内の短編で、最低5回ループさせろ』というお題の下、書いた短編小…

暴力が横行し、虐げる人間と虐げられる弱い人間に分けられた白鐘帯。 定期的に届く無差別な謎の殺害依頼を黙々と実行しながら暮らすしがない物書き折部正義はある日ひょんなことから自分と同…

社会のためにロボットのように働く人間になる。そのために私たちは生きてきたのだろうか。絶望と落胆の日々。ある夜、初めて行くバーで、不思議な彼に出会って、私の人生は、変わる。

ニコニコ動画にて活躍中の杉山武司が、ついにカクヨムに上陸！！ 自身初の詩集となる今作には3つの詩を収録。期間限定で全編無料公開！！ 鬱屈とした日々に抗い続けた杉山が、北の山脈より…

リンダリア王国は三百年前より異世界〈イドラ〉と繋がり、平行世界の断片と脈絡のない異変が日夜流れ込む。東海岸の大都市ニューノールで怪異を気だるく浄化する人々の、歪んだ日常の記録。 …