「アラビアン」を含む小説

メアポナラ暦641年。北東の新興国ウェセロフ帝国と睨み合いを続ける、エラム帝国。 《第1章 港湾都市モヘレブ》 マリゼラ諸島出身の異邦人クレメンテ・ドゥーニは、ジョゼッフォ ・…

お題の企画に乗って書かせてもらいました。 アライグマ砂漠のオアシスにある小さな街。そこには異世界を行き来するゲートがあり、リタはそこを行き来する人を案内する仕事に就いていた。各砂…

シェヘラザードの絶対にスベらない話、ってタイトルにするか迷いました

幼き少女リーゼロッテが迷い込んだのは、時間も場所も越えて自由に移動し続ける「移動博物館ティーセット」 そこにいたのはダンディな西洋紳士、不器用なアラビアン青年、明るい和風少女の三…

エレミヤは力を欲していた。母を守る力を。民族の誇りを、信仰を守る力を。 でもエレミヤは無力な少数民族の少年だ。救いを求めて手を伸ばすことすらためらわれた。 しかしある時そんなエレ…

ガルシア王国の侯爵家次男坊であるセルジ。あることをきっかけに砂漠の大国・アズラカイム公国の大公家に伝わる魔法「渇きの魔法」の使い手であることが発覚する。 使い手の血縁直系にしか伝…

幼い頃に火事で全身にやけどを負った少女、サラ。孤独に生きてきた彼女の住む町に、冷酷無慈悲と有名な王がやってきて、「神託により貴様を妻とする」と告げられ、王宮に連れていかれてしまう…

古代エジプトのような町並みを想像するといいかも知れません。 不定期更新中！

北方の国で生きていたポリーナは、ある日突然、誘拐されトゥルハン帝国の皇帝の妾として売り飛ばされてしまう。 そこで「ヒュマシャ」という名をつけられた彼女は、教育期間を終え、ようやく…

〘あらすじ〙 かつて世界の覇者であった、アナトルキア帝国。 しかし世界は新たな国を中心に、大きく動き出そうとしていた。 そんな帝国の首都である港町に、一人の姫と、第二皇子が後宮…

☆完結しました☆遊牧民族の娘ファルリンは、「王の痣」という不思議な力を与えてくれる痣を生まれつき持っている。その力のせいでファルリンは、王宮で「お妃候補」の選抜会に参加することに…

バグダッドの商人ソカトゥラが目を覚ますとそこは未知の島であった。 これは、漂着した男が夜空に星を戻すただそれだけの話である。

「ジミティナ、俺はお前との婚約を破棄する！！」聖女お披露目パーティをしている王宮で婚約者のハーディスに言い渡されたのは婚約破棄。前世も悪役令嬢に転生しても地味な私に派手な王子が仕…

竜として生まれたことに実感を持てないフェイリットは、山奥に隠されて育ちながら約束の日を待っていた。十六歳になったら王城へ戻り父王と契約を結ぶ、という約束の日を。そして、とうとうそ…

城が包囲された。城主ハサンは討ち死に。ハサンの娘のザイナブが兵士たちを鼓舞し籠城戦を乗り切ろうとしているが、このままでは城は落ちるだろう。 ザイナブは状況の打開のため皇帝に援軍を…

キスでトンデモナイ魔法を掛けられそうになった！熱砂の王子は狡猾な熱射病王子？！ しかしそこには陰謀があって。 ラティーク（２０）推定×海賊国のツンデレ王女　アイラ（１７）推定が巻…

架空の帝国イクパルの第一皇子に嫁ぐことが決まっていたアンジャハティ姫は、 けれどその未来に疑問を持っていた。 妾妃も愛妾もたくさん召抱える第一皇子の妻となり、幸せを見つけること…

宇宙船が飛び交う星、ミルリク。行方不明の父ユルナンを心配するマイニャの前に、カシ、ダイキリ、ガウランディアの怪しい三人組が現れた。なんでも、ユルナンからある物を送られてきたという…

冴えないフリーターの俺が拾ったのはアラビアンな魔神のランプ。磨いて出てきたのは予想通りの魔神。だが、そいつは意に反してとんでもないことを言い出しやがった。 「ワシの願いを３つ叶え…