アルカマル――月を意味する物語。父殺しの罪に問われた少年は、戦いを選ぶ
メアポナラ暦641年。北東の新興国ウェセロフ帝国と睨み合いを続ける、エラム帝国。
《第1章 港湾都市モヘレブ》
マリゼラ諸島出身の異邦人クレメンテ・ドゥーニは、ジョゼッフォ ・バイロウの元で奴隷商として働くことに疑問を覚え、寄港地であったモヘレブで購入した奴隷を逃がし、その中の一人、ジル・イルハムと共に逃避行。
その最中、自分たちと間違われて襲われる、ナギルとサレハとお互いを呼び合う帝国兵たちに出会い、助けてもらった礼として船の調達を買って出る。
船の調達のため、元海賊エドアルド・バジェを頼るが……
《第2章 国境都市タサ》
ナギルとサレハが逃亡している理由が明らかに
《第3章 商業都市ベモジィ》
テーマは「恋」
主人公:16歳、朝読小説賞キャッチ:アルカマル――月を意味する物語。父殺しの罪に問われた少年は、戦いを選ぶ