「すすき」を含む小説

【あらすじ】 　性病専門クリニックに勤めているちょっとワケありな若手医師と、ガールズバーで働いている巻き込まれ体質のバニーガール。 　そんな異色コンビが、人の欲が渦巻く札幌の繁華…

すすきの── ネオンの灯りが消えない街で、離婚した女は夜を生きていた。 偶然再会したのは、親友の元恋人。 そして、その背後に潜む一人の男──中折れハットの元刑事・ヒロシ。 欲望と…

　西暦2030年、神が地上に現れ、宣言した。この世界は間違って生み出されたので滅ぼすべきだ、と。世界を滅ぼそうとした神を人類は撃退した。しかし、世界を滅ぼすべきだ、という神の言葉…

すすきのという街を知っているかい？　君がもしも知っているというのであればその認識はおそらく正しい。間違いじゃない。しかし全てでもない。これから本当か嘘か分からない話をしようと思う…

すすきので起こるちょっと不思議な話を掌編小説で。

月の美しい夜、空を見上げるときはご用心! 　すすきが嗤うとき、この夜はもう、ナニカの、ものだ

神が宿るとされている食に毒を仕込む者がいた時代。 ある少女が鬼の間と呼ばれる一室から出てきて、御上の屠蘇を試飲したという。 それ以来、貴人が食事をする際には必ず毒見役がつくことと…

引っ込み思案の小春《こはる》は、短歌を詠むことが大好きな高１女子。 昼休み、クラスメートにからかわれていたところ、自分をかばってくれた幼なじみの涼介《りょうすけ》が階段から落ちて…

北海道札幌市中央区、すすきのと呼ばれる繁華街の路地裏で男は女の子を見つけた。男はくたびれた新聞記者の中年で、夜明けまでの飲み付き合いから釈放されて帰宅している途中であった。深夜の…

　資源エネルギーに代わり新たなエネルギーが生み出された近未来。 　高校卒業を控えた少女、薄深雪（すすき　みゆき）。彼女は不運に見舞われていた。 　父が愛人と共に交通事故でこの世を…

フォロワッサン方が空前の短歌ブームでわいわい楽しそうだったので、私もそっと参加してみようかなぁという動機。 まさか短歌を詠む日が来ようとは……。 （これは本当に短歌なの？？と…

俳句・季節の二十句

中秋の名月。なぜか月に惹かれる少女秋穂は、家族と共にお月見を楽しむ。母の誘いで外に出ると、すすきや団子で装飾が施されていた。やがて父はギターを片手に歌いだし、母はセンスを片手に舞…

秋の三連休のことだった。 明彦と弟の航太は、祖母の家に遊びに行った。 従弟妹や、地元の友達もいて、二人はよく遊びに行っていたのだ。 今まで行ったことのない場所には、すすき野原が広…

　地元のバスケットボールのジュニアチームで活躍する赤羽杏南（あかは・あんな）は、小学生のころ、サマーキャンプで杉原薄（すぎはら・すすき）という子に出会った。その二人は二人は杏南の…

　祭りの夜。 　月明かりに照らされる住宅街で出会ったのは、幼稚園へ通う格好をした女の子だった。そして彼女が姿を消した後……。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エ…

新人バンドマンの城連リノは質に入れたギターを取り戻すためすすきのを走っていた。近道しようと入った路地でヤクザに襲われている女の子を見つけてしまう。彼女を咄嗟に助けたことから、ヤク…

この話は、尊敬する、横溝正史先生の名を借りたミステリー小説です。 現在、裁判中の、サッポロのすすきのの、首切り事件を参考にして、書きましたが……。 既に、投稿済みであったもの…

美しい嘉乃と皇太子である清原王 二人は偶然、東宮御所の庭で出会って、恋に落ちた―― タイトルは「あまがけるうるわしのくに」と読みます。 和風ファンタジー×あまあまのラブストーリ…

宮子(みやこ）は３０歳の誕生日を迎えた。 「あーあ、１６歳に戻れたらなあ」とつぶやくと、 「その願い、叶えよう」というイケボが聞えてきて……！！ タイトル「天翔る美しの国」は「…