「この空」を含む小説

「この空」シリーズ２作目です。生き物を慈しむ心優しき少年と、激動の時代を生きた人々の恋といのちの物語。

自分もmure文庫のハロウィン大賞、ハロウィンはコスプレ対象ではないことを知ったあの作品を書いたものは、今もこの空の下のどこかにいる。おめでとう。こんなことなら目を閉じなければ……

鳥の能力を宿した人類『鳥人（バードマン）』の青年、鷲尾輝星（わしおこうせい）。彼は仲間たちとともに昆虫人間『インセクター』との戦いに身を投じることとなった。終わりの見えない戦いや…

幕末。窮地に立った会津藩のため、精一杯戦った白虎隊士とひとりの少女の小さな恋の物語。 大好きな人から託された初めての頼み事は、つらく悲しいものでした―――。

　「君は飛べたのかな...」 夏も終わりの近づく時期。彼女は空を飛ぼうとした。 彼女の記憶を辿り、彼女の言葉を思い出す。 もし君が飛べなかったなら。もし君に翼がなかったのなら。…

若手パイロット・藤原和泉 × 航空管制官・神田真紀 頭は良いがドM馬鹿な大型犬後輩と、クールで冷静沈着な先輩との社会人BL。

人類の夢とは、自らの翼で、空を自由に飛び回る事だ。 僕は、翼を持つ研究を完成させた。 それは、永遠の若さと恒久平和をも掴み取れる可能性のある研究だった。

戦争と平和がテーマ 新作と合わせ、「詩を少々 2023」から抽出した詩集

愛や恋というのは、論理以外、もしくは、一見意味の無いように見えるものと切っても切り離せないことが多いように感じる。ここにはどうも、論理とは別の力学が働いているように思えてならない…

◇登場人物。 エラム：少年 アウローラ：少女 マーチ：何でも屋 ヴィオラ：情報屋 カウアドリ：チンピラ クランク：元飛行船乗り スレング：警官 ディクライン：人形技師 エリック：…

　未だに後悔していることがあります。 　未だに胸に残っている出来事があります。 　私は、空を飛んだことがあります。 　手足に残った傷痕も、あの日流した水滴も、大好きな人からの怒…

「忘却という行為そのものが、永遠を定義できる一つの方法なんだ」 奈須きのこの『空の境界』の一節がとても好きです。ここからインスピレーションを得て書き始めた小説です。

　親殺しという大罪を犯し、左目に【呪い】を持つ双子の妹、クレイス・サイノーティス。クレイスは彼女が生まれた村、リーホック村にある孤児院で、彼女の【呪い】のレイと一緒に、他の孤児院…

　その日、私は空を飛んだ。 　

義理の姉に虐げられていたエルナはこの国の守護竜の生まれ変わりであることを思い出した。初代国王である勇者を背に大空を飛び回ったのだが、義姉は、自分こそが守護竜の生まれ変わりであると…

かつて人々から《ＡＮＵ‐９１９１９４７》と呼ばれ祈りと崇敬を集めていた女神は、あるとき傍らに燃える蝋燭の火の衰えに気づいた。さもあろう、彼女がか細く憐れな人類を母なる船としてこの…

「師匠、人は死んだら、どこに行くの？」 「うーん……『お星様になるんだよ』っていうのが、昔々からの定番かしらね」 「星って、この空いっぱいの星？」 「そう。だからいつでも一緒…

　このどこまでも深く見える青い空。 　この空は誰かに支えられている。私たちが選んだ強い人たちによって。 　 　空を支える仕事は命懸けらしい。力が強ければ強いほどより上のゾーンに行…

こんどは普段から仲良くして下さっているゴオルド先生が参戦されました！ やれ！　と言っている？ 創作の神が、出番だ！　と背中を押している？ https://kakuyomu.jp/…

この空はどこに繋がっているのだろう… もしかしたら、地球とは別の不思議な世界に繋がっているのかもしれない。 暑い夏の日、私はそんなことを思いながら空を見ていた。