心の慟哭が、ひりひりと伝わってきました。こういうシリアスな内容の文章は、読み手をうんざりさせることも多々あるのですが、この人の文章は、そういうことは皆無でした。乾いた文体で淡々と語られているからか、もしかすると、自己憐憫が感じられなかったからかも。繊細で豊かな感受性は、間違いなく筆者のストロングポイントだと感じました。自分の将来性を、信じてほしいと思いました。
つらかったら、苦しかったら、思いっきり泣いてください。楽しかったら、嬉しかったら、思いっきり笑ってください。生きる理由なんて、些細なことでもいいんです。頑張って生きて、笑って生きてください。それが、あなたにとって大切な人が一番喜んでくれることです。
深く考えました。伝わらないもどかしさと真っ白な蛍光灯を見つめるぽっかり空いたこころ、体から分離していく痛み。同じ書く者として、同じ恐怖(無評価や自暴自棄のようなえぐる言葉探し)を味わいました。まずはご自愛ください。言葉は体に繋がっている。