「きい」を含む小説

ある猛暑の日に、とある日本の田舎道で行き倒れていた妖精を拾った少女漫画家の高野鈴子。 妖精はどうやら純粋な心を持つ者にだけ見えるコロポックルらしい。 涼しい場所をと求める妖精のお…

時は大正。東京府、浅草。 祖国から逃れてきた魔女は、おさない少年をひろう。 やがて美青年へと成長した少年、壱（いち）は、口をきいてくれない魔女に、もどかしさをいだくようになるが─…

◆両片想いの梨実（なしみ）さんと零（れい）くんの二人は、ちょっとこじれ中です。 どれどれ、それぞれの想いをきいてみようかな。 ◆登場人物 東宮梨実（ひがしみや・なしみ）：女性…

××町のアパートから男性の腐乱死体が発見された。その部屋に住む女性がなんらかの事情を知っているとみて、警察で事情をきいている。

甘えたがりの「きい」甘やかしたがりの「梅雨」 パンセクシャルのふたりは友達以上恋人未満。水族館にいって、カフェにいって、一緒に映画をみて、柔肌に触れて、甘いキスをする。「きいち…

「猪熊弥次郎なら大坂の陣の徳川の大砲に恐れをなして、尻尾を巻いて逃げ帰って来たは！」 髭の大将はお京から血走った目を離さずに答えた。 「果し合いは、明日正午この屋敷の庭先でよかろ…

俺、灰咲結人《はいざきゆいと》は高校のお悩み相談同好会に所属していて―― 【ストップ。灰咲君、このラブコメは『セリフのみ』をウリにしているのよ。そういうモノローグ的なのは一切認…

主人公佐藤和也（20）がマッチングアプリで知りあった女とデートしようとしたが、彼女の美香にバレて包丁で刺される。 和也が目を覚ますとそこは真っ白な空間だった。 和也は、自分が死ん…

<キャスト> 鳴雛 羽紅（なひな はく） 香椎 夢夏（かしい ゆなつ） 口森 月愛（くちもり るちあ） 木風 邑咲（こかぜ むらさき） 紫庵 円 （しあん まどか） 喜井 …

世界のかけらを、いまここに。 客観的主観視点。オムニバス形式。 音楽と物語と詩と写真のあいだ、あるいはスケッチブック。 カクヨム版。 作者のお気ににはタイトル前に＊をつけてみ…

数年前。岬友章はヘリオス施設である女に声をかけた。名前を菊原由美。 彼女はこれから先、ペアとなる相手だと、父親からきいていた。どんな女かといわれたら、冷めた女だった。 それでもこ…

世界各地に隕石が落ちる日。俺は最後の時を大好きなゲームをしながら迎えようと思っていた。 しかし、突然のチャットが飛び込んでくる。俺は言われるままにモニターに飛び込んだ。 そこは俺…

〈あらすじ〉 ホラーに魅入られた青年、高宮優が式子さんやオカルト研究会の仲間から様々などこかで聞いたことあるような怖い話を聞いたり、話したりする、ただそれだけの物語。 〈登場人…

昔々、よどみ池という流行り病を患った死者をすてる池があった。 病から逃れようにも、付近の森には鬼が住んでいるときいていた。

　想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想…

私の友人からきいた話をもとに書いた恋愛小説です 友人が中学生だった頃のすこしビターなお話。

国と国とを隔てる雲海を、飛鯨船(ひげいせん)が征するようになって幾星霜。 かつて、この世は一つきりで、神々の戦争で二十に切り分けられたというけれど、神様の名前なんて、魔法使い以外…

　本を買うことができる場所ときいて、みなさんはどのような場所を思い浮かべるでしょう。 　街の本屋さん、古書店、古本市、ブックカフェ、文学館、博物館、美術館、記念館、図書館、ネット…

　いたって普通のド直球王道ファンタジーです。 　世界が球じゃなくて面だったり、海の底が空の上に繋がっていたり、エルフとかはもう滅んでいるような世界観です。 （下部のあらすじには…